■ワゴンセールでは「ご自由にお取り下さい」という名作も
そんな攻めまくった『ファミコンジャンプ』ですが、実は、今の最先端のロープレがこのシステムになりつつあるのです。
4月10日にPS4でいよいよ発売となる『ファイナルファンタジー7リメイク』などは、まさにファミコンジャンプのシステム。……というと語弊があるかもしれませんが、全体はロープレで戦闘がアクション!なんです。『ファミコンジャンプ』を思い出さずにはいられません。
今こそ! ファミコンジャンプはやるべきタイトルと言っても過言ではないでしょう。
ちなみに、ワゴンセールではもう少し先の時代になりますと、スーファミ全盛期に『ジーコサッカー』という、ファミコンジャンプも真っ青なソフトがありました。ワゴン行きへの鬼のような早さはもちろん、新品にもかかわらず「100円」「50円」「10円」「ご自由にお取りください」という値札もつけられ、あまりにも安すぎて、スーファミのカセットの“ガワ”のために、非公認メーカーが、買い占めて別のゲームを中身に入れて売るほどでした。その話はまた別の機会に……。
今の時代は、ファミコンなどのレトロゲームはもちろん、PS3時代ぐらいまでの名作であれば、5000円あれば、何十本もソフトを買えます。それなのに、何万円、場合によっては何十万円も課金するスマホゲームをやるのはもったいない。外出自粛要請が出ているこの時期に、せっかくならば鬼のようにムズいファミコンソフトをやってみるのもいいんじゃないでしょうか。