2015年のサービス開始から瞬く間に人気に火がつき、『日本ゲーム大賞2018』の優秀賞も受賞したスマートフォン専用ロールプレイングゲーム『Fate/Grand Order』(フェイト・グランドオーダー)略して『FGO』。
『FGO』は、本来オンラインゲームとして企画され、現在は小説として公開されている『Fate/Apocrypha』(フェイト・アポクリファ)の後釜として『Fate/Onlien project REBOOT』と銘打たれて発表されたスマートフォン用ゲームアプリ。
歴史上の偉人、神霊、伝説上の存在などの「英霊」を7つ以上のクラスに分類される「サーヴァント」として召喚し、サポートを含む最大6名のパーティを組んで戦うターン制のコマンドバトルゲームだ。
監修&シナリオ執筆は奈須きのこ、キャラクターデザイン&アート・ディレクションは武内崇が担当。その他シナリオ執筆に『Fate/Apocrypha』を執筆した東出祐一郎や『Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ』を執筆した桜井光が、キャラクターデザインに『魔法使いの夜』原画担当のこやまひろかず、『Fate/EXTRA』キャラクターデザイン担当のワダアルコ、『真月譚月姫』『月の珊瑚』作者の佐々木少年など100人以上のイラストレーターが関わっている。
このたび、そんな『FGO』の熱狂的なファンで、ゲーム中のキャラクターに華麗に変身した美女コスプレイヤー4名が、『FGO』の魅力を熱く語る座談会が都内某所で行われた。
今回の座談会に登場するのは、MCも務めるM!Ke(みけ、eはウムラウトつき)、楪和総(ゆずりはかずさ)、さやんぬ、雲母凪帆(きららなぎほ)の4人。コミケをはじめとした様々な会場を股にかけるコスプレイヤーたちだ。
まず、M!Keが演じるのは女主人公。いわずとしれた『FGO』のメインキャラクターで、アニメ化の際は藤丸立香という名前がつけられた。ネットでは、ぐだ子の名称が広く浸透している。
楪和総は宮本武蔵。『FGO』では女性剣士。☆5のセイバーのサーヴァント。公式やファンの間では「武蔵ちゃん」と呼ばれている。
さやんぬが演じているのはネロ・クラウディウス。この格好は“嫁ネロ”とも呼ばれるブライドバージョン。 イベントにて期間限定で実装された、こちらも ☆5のセイバーのサーヴァント。 純白の衣装に身を包んだ薔薇の皇帝だ。
雲母凪帆は、スカサハ。☆5のランサーのサーヴァント。独特の衣装は大変セクシーな感じだ。黄金比のプロポーションを誇り、その実力もかなりのもの。
座談会では、「FGOを始めたきっかけ」「一番最初に引いた☆5の話」「思い入れのあるストーリー」といったテーマでトークが展開された。
「事前登録勢」といわれる最初期からのプレイヤーである楪和総は、座談会の中でサービス開始当初を振り返り、「初期はガチャがさらに渋くて!」「すぐ落ちる、すぐメンテに入るで……」と当時の苦労を語った。
また雲母凪帆はおすすめのストーリーとして、「バレンタインなどのイベント時のストーリーがおすすめです」と答えたが、これは重厚でヘビーな話が多い『FGO』の中で、イベント時の少しコミカルなストーリーが癒しになるそうで、「心の栄養になります」とその理由を説明した。
こだわり抜いた4人の美しいコスプレの素晴らしさに加えく、以前からのファンだけでなく、これから始めてみようと思っている人にも有用な情報も飛び交う盛りだくさんな内容の座談会となった。