■第四次忍界大戦での奮闘

 ペイン襲来や五影会談を経て勃発した第四次忍界大戦でも、サクラの活躍は続く。開戦当初は後方支援の医療部隊に所属していたが、十尾との戦いが激化すると「どうせ死ぬなら… 何もしないより… 自分なりに戦って死ぬ!!」と決意。ナルトを回復させ、自身も前線へと向かった。

 その後は、「百豪の術」で長年蓄積してきたチャクラを解放。十尾の分裂体を剛力で粉砕したほか、最終決戦でラスボス・大筒木カグヤによってサスケが異空間に飛ばされた際は、うちはオビトの時空間瞳術「神威」を自身のチャクラで強化し、彼を連れ戻す重要なきっかけを作っている。

 そして、ナルトとサスケの連携に追い詰められたカグヤが逃げようとした一瞬の隙を突き、脳天めがけて剛腕を叩き込んで、カグヤの動きを止めることに成功。そのおかげでナルトとサスケが、封印術「六道 地爆天星」でカグヤを封印することに成功した。サクラの一撃がなければ、この結末はなかったのかもしれない。まさに第七班の3人がそろってこその勝利だった。

■得意分野で里を支え続ける

 戦争終結後のサクラの活躍は、劇場版『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』や外伝である『NARUTO-ナルト-外伝 ~七代目火影と緋色の花つ月』、原作・監修:岸本斉史氏、作画:池本幹雄氏、脚本:小太刀右京氏による続編『BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』などで描かれている。

 上忍に昇格した彼女は、戦災孤児の心のケアに従事するなど、里の復興に貢献。医療忍者として里を支えるその姿は、師である綱手を彷彿とさせる。その一方で必要とあらば前線で仲間とともに戦うなど、忍としての活躍も相変わらずだ。

 そして私生活では、長年想いを寄せてきたサスケとついに結婚し、娘のうちはサラダを出産。幼い頃からのまっすぐな想いがようやく報われたと思うと、ずっと見守ってきた読者からしても感慨深いものがある。サラダは、サスケとサクラの見た目や性格、能力をそれぞれ色濃く受け継いでおり、彼女がどのような人生を歩んでいくのかも楽しみだ。

 

 特別な血筋や能力を持たなかったにもかかわらず、努力によって一流の忍にまで上り詰めたサクラ。同じく血筋に恵まれない中で「努力の天才」と称されたロック・リーもいるが、サクラも彼に負けず劣らずの存在といえるだろう。

 

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