■予知能力を持つ斉木ラブな金髪ギャル・相卜命
アニメでは第2期からの登場となったのが、金髪の恋愛脳ギャル・相卜命(あいうら・みこと)である。彼女は人間のオーラや未来を見る力があり、運命の人であるイニシャル「S・K」の男を探してPK学園に転入してきた。
相卜によると、「S・K」はものすごい才能がある中肉中背のピンク髪の男子生徒ということで、自分のことだと悟った斉木は相卜との接触をできるだけ避けていた。しかし屋上から落ちたクラスメイトの夢原知予を助けるために、瞬間移動を使ったところを彼女に見られてしまう。
これをきっかけに相卜は、超能力を持つ斉木を「運命の相手」だと確信、好意を抱くようになった。それ以降グイグイとアプローチしてくる相卜に、斉木の日常は乱されることになる。
また相卜の予知能力は斉木も認めるほど精度が高いが、思い込みが激しく暴走しがち。それゆえ人助けをしようとして事件や事故に巻き込まれ、そのたびに斉木がフォローをするハメになる。
また、相卜と鳥束は、斉木を含めた異能力トリオ“PK学園サイキッカーズ”を勝手に結成。斉木は猫探しに駆り出されることになり、その途中で相卜が電車事故を予知すると、それを防ぐために協力することとなった。
相卜は世話好きで根は優しく、自分の能力を人のために役立てたいという思いが強い。すべては善意で行動しているからこそ、無下にできないところも相卜命のやっかいさである。
■金と財閥の力でトラブルを巻き起こす暴君・才虎芽斗吏
「金で解決できないものはない」というパワーワードを引っさげて登場した転校生が、日本有数の大財閥・才虎グループの御曹司、才虎芽斗吏(さいこ・めとり)だ。極度のナルシストでプライドが高く、当たり前のようにクラスメイトを“貧乏人”よばわりする問題児である。
才虎が転入してきた理由は、街で一目惚れした学園のマドンナ・照橋心美を自分の恋人にするためだ。さっそく想いを伝えるも、斉木のことが気になっている心美は「だが断るわ」と拒否。
プライドを傷つけられた才虎は、財閥の圧力をフル活用して心美の周囲の人間に嫌がらせを始める。心美から特別な関心を寄せられている斉木も目のかたきにされ、出版社に勤める父・斉木國春は海藤瞬の父親とともに、シベリアへ左遷されそうになる。
こうした事態に悲しむ心美の姿を見て立ち上がったのが、照橋ファンクラブのメンバーである。彼らは才虎の屋敷に押し寄せ、それに乗じて斉木も事態を収拾するために動いた。
大量の札束を見せて群衆を買収しようとする才虎に対し、斉木はお金では動かない人がいることを知らしめる。最後は超能力で才虎を札束で生き埋めにして粛清を完了させた。
傍若無人で自己中心的な才虎は、斉木にとってはやっかい極まりないトラブルメーカーだ。しかし、後にクラスメイトとの交流を通じて友情に目覚めるなど、「嫌な奴なのにだんだん憎めなくなる」キャラクターでもあった。


