『斉木楠雄のΨ難』初登場から強烈なインパクト! 斉木の平穏をぶち壊した“厄介すぎる転校生”たちの画像
アニメ『斉木楠雄のΨ難』公式Xより ©麻生周一/集英社・PK学園R

 2011年の不定期掲載から始まり、2012年から『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて連載されていた麻生周一氏の『斉木楠雄のΨ難』。平穏な生活を望む高校生の超能力者・斉木楠雄が、さまざまな災難に見舞われてしまうギャグ作品だ。

 斉木の周りには、おバカで思考が読めないクラスメイトの燃堂力や、中二病をこじらせまくった海藤瞬など、お騒がせなメンバーが集まってくるが、もはや恒例行事となっていたのが定期的に登場する“やっかいすぎる転校生”の存在だ。

 毎度、強烈なインパクトを残す個性的な転校生たちが、斉木にどのような苦難をもたらしたのか。印象的だったエピソードとともに振り返ってみたい。

 

※本記事には作品の内容を含みます。

■暴走する煩悩で周りを振り回す霊能力者・鳥束零太

 やっかいな転校生といえば、序盤に登場した霊能力者の鳥束零太(とりつか・れいた)が忘れられない人も多いだろう。彼は幽霊の姿が見えて会話もできるという本物の霊能力を持ちながら、その貴重な力を煩悩のために使おうとする残念な男子高校生である。

 幽霊から斉木が超能力者であることを聞いた鳥束は、いきなり家に押しかけて弟子入りを志願する。しかし、その目的は超能力で女の子の裸を見たり、予知で宝くじを当てたりすることであり、お寺の息子とは思えない煩悩全開のクズっぷりを発揮する。

 もちろん斉木には相手にされなかったが、その後、鳥束は斉木の学校に転入してくる。転校初日からトラブルメーカーの鳥束ではあるが、実は両親以外で斉木が超能力者であることを知っている数少ない人物でもある。そのため斉木が超能力のせいで困った事態になると、彼を頼る場面も見られた。

 もっとも鳥束はその“貸し”をダシにして、斉木の超能力を利用しようとする卑劣な男だ。文化祭ではモテるために楽器も弾けないのにバンドを組み、「超能力でなんとかしてほしい」と斉木を頼るも、逆にお灸をすえられるお約束の展開が描かれた。

 欲望に正直で迷惑をかけまくる鳥束だが、時折人情深さや素直さも見せるので、どこか憎めない部分もある。面倒事を運んでくる鳥束を邪険に扱いながらも、斉木は見捨てられずに世話を焼いてしまうところを見ると、放っておけない存在だったのかもしれない。

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