数々のハンターを夢中にさせてきた、大人気ハンティングアクションゲーム『モンスターハンター』シリーズ(カプコン)。巨大なモンスターの攻撃を冷静に見切って回避し、生まれた隙に攻撃を叩き込む。その一連の駆け引きこそが、このゲーム最大の醍醐味だ。
しかし、その長い歴史の中には「こんなのどうやって避けるの?」とハンターを絶望させた理不尽な攻撃も存在した。拘束された直後に飛んでくる必殺技、ムービー明けに即座に襲いかかってくる奇襲、物理法則を無視した攻撃、そして容赦ない全体即死技。多くの経験を積んできたハンターほど、こうした攻撃を目の当たりにして何度も力尽きてきたはずだ。
そこで今回は、『モンスターハンター』の歴代シリーズに刻まれた「避けられない理不尽攻撃」を振り返ってみたい。
※本記事には作品の内容を含みます 。
■咆哮からの高速突進が止まらない!
『モンスターハンターダブルクロス』に登場する角竜ディアブロスの特殊個体「鏖魔ディアブロス」。原種もさることながら、この個体は地上での立ち回りが特に凶悪なことで知られている。
最大の脅威となるのが、咆哮から突進へとつながる恐ろしいコンビネーション。まず咆哮でハンターの動きを封じてから、その硬直が解ける間もなく高威力の突進攻撃を叩き込んでくるのだ。
スキル「高級耳栓」がなければ咆哮を防ぐことができず、ガードや回避ができなかった時点で突進の直撃は避けられない。その威力は凄まじく、十分に体力があったとしても一撃で力尽きることすらあるほど。まさに「咆哮が聞こえたら終わり」という理不尽すぎる攻撃だ。
さらに怖いのが、一度突進したと思わせて、そのまま折り返してくる二段構えの動きもあることだ。一発目をかわして油断した瞬間、背後から再び突っ込まれるケースも……。
回避したと思いきや、軸を合わせられて再度突進を受けることも多く、まるでハンターが弄ばれているかのような感覚に陥る。耳栓は必須、そのうえで先を読む集中力まで求められる強敵だ。
■ムービー明けに飛んでくる即死級の一撃…
伝説の黒龍・ミラボレアスの亜種である「ミラバルカン」。『モンスターハンター4』などに登場するこの禁忌のモンスターは、戦闘が始まった瞬間から理不尽さを発揮する。
クエスト開始時のオープニングムービーが終わると同時に、ミラバルカンは滑空の攻撃モーションに入っている。ムービーの余韻に浸る間もなく襲いかかってくるこの一撃は威力も凄まじく、ガンナーであれば一撃死、剣士でも体力の大半を奪われてしまう。
4人パーティーで挑んだ場合、ムービー明けの滑空を全員がまともに食らって一斉に力尽き、全滅してしまう可能性も非常に高い。あまりにも唐突すぎる即死展開に、初見時は何が起こったのか理解できないほどである。
ミラバルカン戦において最も重要なのは戦い方ではなく「開幕をどう生き延びるか」と言われるほど、この一撃はシリーズ屈指の理不尽技として語り継がれている。


