人気ブロガーのかんそうさんが毎週1回『ふたまん+』にてお送りする、ドラマへの熱い“感想”。7月に入り、いよいよ2026年の夏ドラマの放送も、続々とスタートしています。そこで今回のテーマは「オススメの夏ドラマ」。今期観るべき注目作はいったいなにか、放送前の情報から「激アツドラマ」をセレクトします!
2026年夏クールのドラマが熱すぎる。
医療現場で若者たちが血まみれで正義を叫び、被害者支援で心が抉られ、年の差ラブで脳みそ溶け、夫婦の秘密でTシャツ乾く間もなく冷や汗、25年片想い……全部「ただのドラマ」じゃ済まない熱とユーモアの塊。まさに「激アツ」としか言いようがない夏ドラマの注目作を、いくつかピックアップしたい。
◆クロスロード ~救命救急の約束~(テレビ朝日系/火曜21時~)
1分1秒を争う救命最前線で、救命医・救急隊員・警察官が「誰かを救いたい!」と熱血バカみたいに突っ走る青春群像医療ドラマ。でも現実は甘くない。パワハラ上司に虐待家庭、不法就労、理不尽法律、ことなかれ主義組織……青臭い正義感がボコボコにされながらも、命のバトンを必死でつなぐ若者たちの姿を描く。
今田美桜、磯村勇斗、寛一郎、泉澤祐希、小雪、赤間麻里子、トラウデン直美、本多力、戸次重幸、船越英一郎……この布陣で医療現場やったら、毎週心臓止まるだろ。理想と現実の狭間で「俺たち正義だろ!?」って叫びながら現実の壁に顔面強打する様子を観察したい。夏に観るには熱すぎて脳みそ蒸発するレベル。
◆さよならノワール(フジテレビ系/火曜21時~)
警視庁西池袋署の新設犯罪被害者支援室で、元マル暴の小池栄子がタフに被害者に寄り添い、北香那が心理学者として「コミュニケーション苦手なのに心は読む」って天才変人っぷりを発揮する警察ヒューマン。事件解決じゃなく「その後の人生」をどう支えるか、ってテーマが面白そうすぎる。
岡山天音、荒川良々、味方良介、眞島秀和、渡部篤郎とか実力派がズラッと並んでいる時点で「これは本気だ」としか言えない。重いテーマなのにどこかユーモラスに寄り添ってくる予感しかしない。夏の夜に観たら心が洗われるのか、逆に抉られるのか、 楽しみすぎる。
◆ラストノート(フジテレビ系/木曜22時~)
49歳の香料会社営業・内田有紀が「もう変化もサプライズもいらない」と現状維持で生きてたら、夢諦め青年・寺西拓人と出会って急に恋の香りがプンプン漂い出す年の差ラブストーリー。20歳差の壁とか周囲の目とか、現実の鉄壁を前に「大人ぶるのやめようぜ」ってなる大人たちの恋が痛くて甘い。
「国民の元彼」ことtimelesz寺西拓人と「国民の憧れの上司」こと内田有紀、マジで誰がこの2人の組み合わせを考えたのか、思いつきそうで絶対に思いつかない最強の組み合わせ。天才としか言いようがない。
坂井真紀、佐々木蔵之介ら、安定感抜群の俳優陣が脇固めてるのも安心材料。観てるこっちが恥ずかしくなるほどの愛を期待したい。夏の夕暮れに「俺もラストノート感じたいわ……」って独り言つぶやきながら観るドラマ確定。内田有紀の大人の色気と寺西拓人の儚さが混ざったら、脳内香水工場が爆発する。
◆Tシャツが乾くまで(TBS系/金曜22時~)
蒼井優が、結婚情報誌編集の優秀な仕事人間なのに、私生活が抜けてて純粋すぎる咲子を演じる。愛する夫との幸せ日常が、ある夏の事故で全て崩れていく。もう一組の夫婦と巻き込まれて暴かれる「第3金曜日の秘密」まったく意味が分からない。
脚本は『silent』、『いちばんすきな花』、『海のはじまり』などを手掛けた生方美久。絶対に普通のドラマではない。
中島歩、高橋文哉、齋藤飛鳥、夏帆、臼田あさ美、リリー・フランキー、松山ケンイチ……事故現場に俺も混ざりたいとすら思うほど絶妙なキャスティング。日常が崩壊していく夫婦のリアルと、秘密がじわじわ乾いていくようなミステリー展開が狂気的にクセ強そう。「愛する人の裏側知りたくない?」って問いかけながら、Tシャツ1枚で夏の恐怖を味わわせてくれるはず。笑いとゾッと両方くる予感しかしない。
◆告白―25年目の秘密―(日本テレビ系/土曜21時~)
松村北斗が、幼い頃から25年間一人の女性に片想いし続ける主人公。純愛? いや狂気? 陰から追い続ける理由の裏に、25年前の凄惨な事件と秘密がドロドロに絡んでいく。彼女と接点を持った瞬間から日常がスリリングに狂い出す……「好きな人のことなんでも知りたい」って気持ちがどこまで許されるのか、を問う最強無垢危険ラブサスペンス。
岡崎紗絵、塩野瑛久、佐々木希、久保史緒里らと、松村北斗の地上波単独初主演がヤバすぎ。25年分の執着を「愛」って言い張りながら暴走していく姿、感情移入しすぎて確実に「俺=松村北斗」になるだろう。無垢と危険のバランスが天才的で、夏の夜中に「これ愛だよな……?」って自分に問いかける中毒性ありそう。松村北斗の儚い狂気、楽しみで死にそう。
これらに加え、今期はもちろん『VIVANT』(TBS系/日曜21時~)も控えている。2026年夏はマジで心臓に悪いラインナップ。全部追うと生活が壊れるが壊れてもいい。退屈な夏をドラマでブッ壊したい。
■著者プロフィール
かんそう
ブロガー・ライター・作家。北海道の片隅で意味不明な文章を綴る長男。
著書に『書けないんじゃない、考えてないだけ。』『推すな、横に並んで歩け』がある。
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