2026年5月27日、ドラクエ生誕40周年を迎えた特別配信にて、シリーズ最新作となる『ドラゴンクエストXII』(スクウェア・エニックス)についての新情報が発表された。この『ドラクエ12』は、ちょうど5年前の同日に製作が発表されて以来の追加情報となる。
配信された動画には、つい先日『ドラクエ12』のエグゼクティブプロデューサーを務めていることが発表された齊藤陽介氏と、『ドラクエ』の生みの親でありゲームデザイナーを務める堀井雄二氏が登場。現在開発中の『ドラクエ12』の開発体制を変更したことや、サブタイトルやロゴを一新することなども発表され、あらためてリスタートしたことが明かされた。
そこで今回は新たに発表された『ドラクエ12』のPVなどで判明した情報をもとに、新しくなる『ドラクエ12』がどのようなゲームになりそうなのかを掘り下げてみたい。
■ダークな世界観から一転「明るくワクワクするような世界」へ
5年前に発表された『ドラクエ12』のサブタイトルは『選ばれし運命の炎』だった。しかし今回、サブタイトルが『夢の彼方へ』に変更されたことが発表された。タイトルロゴも禍々しい炎に刻まれたおどろおどろしい雰囲気から一変し、これまでのドラクエシリーズと同様の明るいものに変わっている。
また5年前の発表時には「ダークな雰囲気」「大人向けのドラクエになる」といった発言もあり、プレイヤーが重大な決断を迫られるシリアスなシナリオであることが示唆されていた。
しかし今回の配信で堀井氏は「ダークではなくて、明るくワクワクするような世界が広がっている」と語られ、エグゼクティブプロデューサーの齊藤氏も「めちゃくちゃ楽しいお話になった」と発言していた。
また、過去には「従来のコマンドバトルを一新します」という発言もあったが、今回の発表ではバトルシステムについては触れられていなかった。ただし、齋藤氏が「今日お伝えしたのはほんの少しですが、今までのシリーズにはなかった要素も取り入れ、より進化した『ドラゴンクエスト』として頑張って開発を進めています」と語っていることから、今後の続報を待ちたいところだ。
■最新PVの映像から判明したこと
今回、公開された『ドラクエ12』のPV映像では、まず赤い屋根が特徴的な大きな城が映し出され、それから美しい清流の流れるエリアや、夜の城下町、大きな滝や水車のあるのどかな村といった場所が確認できた。
その後、本作の主人公が初登場。もちろんキャラクターデザインは2024年に亡くなられた鳥山明さんが手がけており、それだけでも往年のファンにとってはうれしい。
初お披露目された主人公のビジュアルは、ツンツンした特徴的な髪型に刈り上げスタイルで、何となく気だるそうな雰囲気が漂う剣士である。また、彼が手にしているのは、シリーズでおなじみの「はがねのつるぎ」や「てつのたて」のようにも見える。
その主人公が、草原や海辺、砂漠地帯などのフィールドを駆け回るシーンが描かれていたが、今作が完全なオープンワールドになるのかは現時点では不明だ。
それから映ったのは、これまでの『ドラクエ』シリーズでは見たことのない空飛ぶ自転車のような乗り物に乗った女盗賊のような姿をしたキャラと、小型のロボットという組み合わせ。
その女性が何かのメカを修理しているような場面も挿入されており、『ドラクエ』としては珍しい近未来的なマシンが存在する世界なのかもしれない。
また、このシーンで気になったのは、女性キャラの左右の腰に円筒形のアイテムを下げていた点だ。よく見てみると笛のような楽器、あるいは銃のようにも見える。ロボやメカなどが普通に存在する世界なら、シリーズ初となる銃使いが登場しても不思議ではない!?


