ONE PIECE「最初は嫌われ者」が「愛されキャラ」へと変貌!?読者の評価を大きく覆した「驚異の3人」  ヘルメッポにミョスガルド聖も…の画像
TVアニメ『ONE PIECE』「SPECIAL EDITED VERSION 『ONE PIECE』魚人島編」キービジュアル (C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション

 尾田栄一郎氏の描く人気少年漫画『ONE PIECE(ワンピース)』(集英社)。連載開始から25年以上が経過した現在も、世界中のファンから愛され続けている作品だ。

 その長期連載の中では多種多様なキャラクターが登場。かなり前に登場した人物が立場などを変えて再登場する流れも珍しくない。

 中には、初登場時は敵役だったり、取るに足らない存在だったりしたキャラクターが、物語が進むにつれて驚くべき成長を遂げ、隠された真実が明らかになるケースもあるのだ。

 そこで本記事では、初登場時の印象はよくなかったが、再登場後の活躍で読者の印象が180度変わったキャラクターたちを振り返っていこう。


※本記事には作品の内容を含みます。

■親の七光りのドラ息子が、六式を操る立派な海兵へ

 ヘルメッポは、漫画の第3話という非常に早いタイミングで初登場したキャラクターだ。海軍大佐モーガンを父に持ち、親の権力をかさに着て横暴の限りを尽くした、典型的なドラ息子として描かれていた。

 シェルズタウンでは、彼が放し飼いにしていた凶暴な狼を斬ったゾロを捕らえ、はりつけにして拘束。1か月間、飲み食いなしで生き延びたら解放するという条件をつけた。しかし、その約束を守る気はさらさらないどころか、少女がゾロのために作ったおにぎりを踏みつけるなど、非道な行動を連発する。

 結局、激怒したルフィに殴り飛ばされ、泣きついた父モーガンも倒されたことでこれまでの悪政がバレ、父ともども海軍本部へ連行されることになった(モーガンは途中で脱走したが……)。

 だが、この一件で彼の人生は大きく変わり、コビーとともにガープ中将の下で修行を積むことになる。当初は甘えた性格が抜けなかったようだが、コビーの真面目さに感化されたのか、真剣に海兵としての道を歩み始める。

 ウォーターセブン編の終盤で再登場を果たした際は、ククリの二刀流を操り、六式の1つである「剃(そる)」を習得している様子が描かれた。

 さらに時が流れて1088話では「剃」を使用し、さらに空中で大技を発動したコビーを受け止める場面も描かれている。その様子から、もしかすると空中ジャンプ「月歩(げっぽう)」も扱えるのかもしれない。

 彼が海兵になることを決めた際に2つの夢を抱いており、1つは「脱走した父モーガンを己の手で捕らえること」、もう1つは「モーガンを超えること」である。

 コビーの頼もしい相棒となった現時点で、すでに海軍本部少佐という立場になっているヘルメッポ。実は海軍の支部と本部では3階級分の差があることから、海軍本部では実質大尉扱いとなるモーガンを階級の上で超えたことになる。

 現段階でヘルメッポがモーガンを捕らえる場面は描かれていないが、六式を会得している点からも、父を捕らえるだけの実力を備えていると思われる。

 初登場時、誰もが「こいつは最低だ」と思ったであろうヘルメッポが、コビーとともに正義のために動く優秀な海兵に成長した姿は、まったく予想できなかった。

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