■シリーズ屈指の圧倒的実力『ハロウィンの花嫁』プラーミャ
最後に紹介するのは、劇場版のシリーズ25作目『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』に登場したプラーミャだ。
彼女はシリーズ屈指の凶悪犯といえる。謎の殺し屋として暗躍し、目的遂行のためなら子どもや罪のない人間の命も平気で奪う。歯止めが効かない暴走列車のような存在だ。
さらに爆弾を自作できるあたり、かなり優れた頭脳と技術の持ち主と思われるが、それ以上に彼女の身体能力は、どの登場キャラと比べても飛び抜けている。
プラーミャが本作で事件を起こすきっかけとなったのは、降谷零(安室透)をはじめとする「警察学校組」との因縁だ。かつて彼らとの交戦の末、仕掛けた爆弾を解除され、右肩に銃弾を撃ち込まれるという屈辱を味わい、4人への復讐の機会をうかがっていた。
そもそも、降谷、伊達航、松田陣平、諸伏景光という最強メンバーを相手にしながら、逃げ切れたこと自体驚きだ。しかもプラーミャはペストマスクをつけており、かなり視界や動きが制限されていたはずである。
その恐るべき身体能力は、物語終盤の降谷とのバトルでも発揮された。プラーミャはもともと古傷のせいで右肩を上げられないのだが、そこに降谷の正拳突きを受けて、脱臼させられてしまう。しかし、自力で肩を戻した上、その後のヘリコプター内での降谷との戦いでは平然としていた。
降谷も、作中最強クラスの戦闘力を誇る人物であり、そんな彼と互角に渡り合うだけでも驚きなのに、それが手負いの状態だったのだからバケモノ級だ。最終的にヘリコプターの墜落で全身血まみれになるも、最後まで闘志は衰えず、降谷を倒す気満々。その様子はまるで戦闘マシーンで、もし万全の状態だったらどれほど強いのか気になってしまった。
劇場版『名探偵コナン』は、ストーリーも犯人もスケールが大きい事が多い。服部や降谷など作中屈指の実力者たちが追い詰められる姿は、映画ならではの見どころの1つといえるだろう。
今後の劇場版でも圧倒的な強さを持つ犯人が登場し、作品を大いに盛り上げてくれることを期待したい。
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