「黒ずくめの組織も真っ青」「安室透を苦しめた猛者も?」 歴代『劇場版 名探偵コナン』「戦闘力最強の犯人」は誰だ!?の画像
劇場版『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』メインビジュアル (C)2022 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

 青山剛昌氏による大人気漫画『名探偵コナン』(小学館)。今年も4月10日から劇場版最新作『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』が公開され、大きな話題を呼んでいる。

 劇場版では本編をも上回るスケールで物語が繰り広げられるため、主人公・江戸川コナンたちを苦しめる手強い犯人が登場。頭脳面だけでなく、戦闘面でも飛び抜けた強さを誇るキャラクターが多く、迫力たっぷりのバトルシーンも見どころの1つだ。

 今回はその中から、ずば抜けた戦闘能力を持っていた犯人キャラを取り上げ、黒ずくめの組織のメンバーも真っ青な桁外れの実力を振り返っていこう。

 

※本記事には各作品の核心的な内容を含みます。

■恐るべし狙撃能力…『異次元の狙撃手』ケビン・ヨシノ

 まず紹介するのは、劇場版シリーズ18作目『名探偵コナン 異次元の狙撃手』の犯人、ケビン・ヨシノである。

 ケビンはかつてアメリカの海兵隊に所属していた軍人で、実戦経験も豊富。過去にアメリカ海軍特殊部隊のスナイパーだったティモシー・ハンターに命を救われ、彼を深く尊敬していた。

 しかし、そのハンターは彼を妬んだジャック・ウォルツらの策略により、家族を死に追いやられ、自身も破滅。ハンターは復讐を決意するが、心身ともに衰えていた彼にそれを実行する力は残されていなかった。そんな彼に協力することを決めたのが、ケビンだ。

 復讐の手段としてハンターが選んだのは、彼が得意とする狙撃だった。ケビンはハンターから直々に狙撃の技術を叩き込まれ、その腕前は一級品となった。

 第一のターゲットは、ベルツリータワーにいたところを胸を撃ち抜かれて死亡。第二のターゲットは、車に乗って地下駐車場から地上に出た瞬間を狙撃された。いずれも数百メートル離れた遠距離から一撃必殺で仕留めており、それだけでも彼の卓越した実力がうかがえる。

 そして最も驚かされたのは、第三のターゲットの狙撃だ。高速で移動する特急列車内のターゲットを、遠く離れた場所から狙うという極めて困難なものだった。

 その計画に気付いたコナンが妨害を試みるも、ケビンは即座に対応して立て直し、冷静に目的を達成した。この冷静沈着な判断力も、彼の強みだろう。

 また、狙撃だけでなく近距離・中距離の戦闘もお手の物で、ベルツリータワーでの肉弾戦は暗視ゴーグルやサブマシンガンを巧みに使いこなし、戦いを有利に進めた。もともとスナイパーではなかったが、短期間の手ほどきで高度な狙撃技術をものにするあたり、相当ハイスペックな犯人といえる。

■服部を剣で圧倒!?『迷宮の十字路』西条大河

 続いて紹介するのは、劇場版のシリーズ7作目『名探偵コナン 迷宮の十字路』に登場した西条大河だ。西条は古美術専門の盗賊団「源氏蛍」のナンバー2で、「弁慶」のコードネームを持つ人物である。

 事件の黒幕として終盤に正体を現した彼は、大阪の高校生探偵・服部平次と真剣を手にして戦うことになる。

 平次といえば剣道の腕前は達人級で、たった1人で大阪府警の猛者たちをなぎ倒したと噂されるほどだ。しかし西条は、その平次をも上回る実力を見せつけた。

 平次が手にしていた刀をあっけなく折り、終盤では小太刀を抜いての二刀流になって戦闘力もアップ。おまけにその小太刀には毒が仕込んであるといい、目的達成のためには手段を選ばない残忍な面も持ちあわせている。

 最終的には、コナンがキック力増強シューズで放ったサッカーボールの一撃で体勢を崩し、敗北した。しかしコナンの助太刀がなく、1対1の勝負だったら平次は負けていたかもしれない。本作を代表する刀の使い手といえば服部だが、その彼が一瞬とはいえ圧倒された事実は衝撃的だった。

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