発売から半年が過ぎ、今さらながら『サイレントヒルf』をプレイしました。
『サイレントヒルf』は、2025年9月25日にコナミデジタルエンタテインメントから発売されたホラーゲーム『サイレントヒル』シリーズの最新作です。
1960年代の日本の田舎町を舞台とした、シリーズ初となる和風ホラーで、シナリオを『ひぐらしのなく頃に』でおなじみの竜騎士07さんが担当しています。
作品の話題性だけでなく、主人公・深水雛子を演じた俳優の加藤小夏さんが、自ら『サイレントヒルf』のゲーム実況を行い、インターネットでは新たなスター誕生といった大きな盛り上がりも見せていました。
私もその頃にソフトを購入していたものの、プレーまで至らず積みゲーに……。やっとこさ、このタイミングでクリアすることができました。
ただ、『サイレントヒルf』のブームはいまだに続いています。4月22日からは、ヤングエースUPにて漫画連載がスタートしたようです。
シナリオは引き続き竜騎士07さんが担当し、ゲームにはなかった新たなエンディングを描いていくそうで、クリアしたての私にはこちらもとても楽しみです。
さて、そんな『サイレントヒルf』ですが、この作品は1回のクリアだけでは物語を全く理解できない設計になっています。周回プレーが前提となっており、私も3.5周することで、全5種のエンディングを観ることができました。
本日のテーマを語る前に少し触れておきたいのが、「2周目以降のトロフィー取得率」です。
1周目は必ず全員が同じエンディングを迎えることになりますが、そのエンディングトロフィーの取得率は約50%でした。つまり、プレイヤーの半分は1周目を完走していることになります。
しかしこのゲームは、1周目が終わってようやくオープニングタイトルを迎えたようなもの。だからこそ、早く2周目に入り、物語の真相に近づきたいはずなんですが、2周目以降のエンディングトロフィーの取得率はわずか10~15%ほど。1周目で離脱してしまったプレイヤーが非常に多いようなんです。
「なんてもったいない」と思いました。
確かに周回プレイというのは、やや反復的に感じられる部分もあります。でも、周回することで明らかになるストーリー構造は非常に見応えがありますし、「作品の核心」は周回するだけの価値があるとも思います。
ぜひ、1周目で止まっている方は続きを楽しんでいただきたいです。
さて、前置きが長くなりましたが、今回はクリア後にしばらく考え込んでしまい、「これはコラムに書くべきだ」と思い立った『サイレントヒルf』の軸となるテーマについて、私なりの答えを書き綴りたいと思います。
※本記事は作品の内容を含みます


