■太田さんが思う、マミの好きなポイント

太田 私なんかたいへんよ。声優でやっているけど舌足らずだし。

橘・小鹿 いやいや!

太田 (キャラクターデザインの)高田明美先生にも言われたけど、「太田さんはセリフが3行以上だと難しいから、長いセリフはないです」って。あはははは!

 いえいえ、太田さんは憧れです……!

太田 うふふふふ。

ーー太田さんはマミのどんなところが好きですか?

太田 マミに変身しても、マミの中に優ちゃんがいて「俊夫ったら~!」というような感じの演技をするじゃないですか。その辺が初々しいな、好きだな、と思いますね。もどかしさみたいなね。

ーーおふたりはいまのところ、風ちゃんと流ちゃんのどんなところが好きですか?

小鹿 マスコットキャラクターのうぐいすとあずき、この子たちと接するときだけ、ちょっと甘めな口調になるところが好きです。「猫ちゃんに話しかけるように」というディレクションを受けたんですよ。

太田 ちょっとここでやってもらってね。

小鹿 えええ!

太田 うふふ、できなかったらいいんですよ、ごめんなさいね、うふふふふ!

小鹿 ちょっと甘めになるんです。ほかの家族がいるまえでそんなに甘い口調になるイメージがなくて、自分の素直な気持ちを出せない子なので、動物にはこういうふうになるんだなあ、かわいいなって。

太田 それはご本人とは真逆の性格ですか?

小鹿 そういうことはやりますね。

 私は多くの部分で考えると真逆なところが多いなと思います。風ちゃんを最初に見て、こういう子から元気をもらえるなと感じたり、第1話で宇宙船を見つけて追いかけるシーンがあるんですが。

太田 宇宙船!? マミに似てるね!

 そうなんです。それを追いかけちゃう。自分でそういうチャンスをガッと掴みに行くところが勇気をもらえていいなあと、私もこういうところがあったらいいのになあと思いました。でも心の内では、姉の流ちゃんに対して大胆になれないんですよね。自分の気持ちを上手く話せないところとか、自分の家族に対してもうまく話せないなあと思う瞬間があって、そういうところが似ていると思いました。

太田貴子、橘 めい、小鹿なお 撮影/イシワタフミアキ
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