世のガンダム好きの心を揺さぶった「超ド派手な近接武器」たち 「死神の鎌」に「全長150mの刀」も…!?の画像
ガンプラ「MG 1/100 XXXG-01D ガンダムデスサイズEW」(BANDAI SPIRITS) (C)創通・サンライズ

 『ガンダム』シリーズにおいて、巨大な人型兵器であるモビルスーツ(MS)同士の戦闘シーンは大きな見どころの1つ。特に近接格闘武器が激突する接近戦は演出も派手で、目を奪われた視聴者は多いことだろう。

 初代アニメ『機動戦士ガンダム』においても「ガンダムVSグフ」「ガンダムVSギャン」といった壮絶な接近戦があった。

 これまで『ガンダム』シリーズが歩んできた47年の歴史の中で、映像表現は格段に進化し、接近戦の描写も様変わりしていった。その中には奇抜な近接格闘武器も登場し、視聴者のド肝を抜いたケースも多い。

 そこで今回は、ガンダム作品に登場したさまざまな近接武器の中から、個人的に特にロマンを感じた個性的なものをピックアップ。ガンダム好きの子ども心をくすぐった、超ド派手な近接武装たちを振り返ってみたい。


※本記事には各作品の内容を含みます。

■日本刀二刀流に加え、150m超の刀まで登場

 『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY』シリーズは、テレビアニメ『機動戦士ガンダムSEED』の公式外伝であり、コミックや小説など、さまざまなメディアで展開されている。

 その『ASTRAY』シリーズの主人公の1人であるジャンク屋「ロウ・ギュール」の愛機が「ガンダムアストレイ レッドフレーム」。その主武装として「ガーベラ・ストレート」と呼ばれる巨大な日本刀を持つ。この名称は、有名な日本刀「菊一文字」に由来する。

 もともとレッドフレームはビームサーベルを備えていたが、エネルギー消費の激しさが難点だった。そこで破損したMS用の打刀「ガーベラ・ストレート」をロウが打ち直し、愛用武器としたのである。

 さらにレッドフレームは侍の脇差のような小刀「タイガーピアス」も持ち、日本刀による二刀流というロマンあふれる近接武装まで実現した。ちなみにタイガーピアスの名も、日本刀「虎徹」からきている。

 これだけでも十分魅力的だが、レッドフレームの武装には、通称“150ガーベラ”と呼ばれる全長150メートルを超える超巨大な刀もある。

 あまりにも大きすぎて、これを使用するにはMS用のパワードスーツ「パワーローダー」や、レッドフレームの改修形態「パワードレッド」が必要だった。

 『ガンダム』シリーズの長い歴史の中でも、ここまでぶっ飛んだインパクトあふれる近接武装はなかなかお目にかかれないだろう。

■命を刈り奪る形状をした、まさに「死神の鎌」

 テレビアニメ『新機動戦記ガンダムW』に登場する「ガンダムデスサイズ」およびその発展機「ガンダムデスサイズヘル」は、その名が示す通り「死神の大鎌」のような近接武器を装備。高いステルス性と機動力を生かした奇襲と、その大鎌による一撃必殺の攻撃を得意とする。

 デスサイズの持つ大型の鎌「ビームサイズ」は、本来刃がある部分からビームが発生。そのビームの角度を変えることで、長槍のように扱うこともできる。MSが大鎌を構えた姿にロマンを感じた視聴者は多いのではないだろうか。

 同機の開発者であるプロフェッサーGが手がけた「ハイパージャマー」によって高い隠密性を実現し、静かに攻撃対象に忍び寄って、大鎌による一撃で生命を刈りとって行く様は、まさに死神そのもの。パイロットのデュオ・マックスウェルのセリフ「死ぬぜぇ、俺の姿を見た者はみんな死んじまうぞ」にも魅了された。

 さらに強化形態である「ガンダムデスサイズヘル」は、より死神感が増した機体デザインに。まるで死神がまとうローブのような形状をした「アクティブクローク」という防御武装もたまらない。

 デスサイズヘルのビームサイズは、二枚刃の「ツインビームサイズ」になり、『週刊ガンダム・モビルスーツ・バイブル 144号』(デアゴスティーニ・ジャパン)の記述によれば、破壊力は4倍になっているという。

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