■デュエット曲、水島さんの思い出は…

ーー太田さんは本業の歌手として主題歌を歌われていましたが、おふたりのデュエット曲『Zutto Kitto Motto(優と俊夫のデュエットver.)』(2008年)もあったと思います。どんな思い出がありますか?

水島 イヤです。

太田 あはは!

水島 当然ですが、主役の太田さんにキーを合わせるじゃないですか。僕にとってはすごく低いんですよ。それ、いままでずーーっと言えなかったですけど、聞かれたのであえて答えると、ずーーっとイヤでした。

太田 えーー!(笑) 歌入れは一緒にしていないんですよね。ジャケットの撮影だけ一緒にやりました。

ーーじゃあ出来上がったのを聞いて、いいハーモニーだなと。

太田 いい感じにまとまっているなって。

水島 がんばらせていただきましたよ〜!

太田 今考えると、18年前に録った曲なんですよね。

水島 『魔法の天使クリィミーマミ』がそもそも43年前の作品だもんね。舞台挨拶でも望月さんがおっしゃっていたんですが、当時は歌に合わせて手書きでアニメを作るってたいへんだったと思いますよ。実は、振り付けってアニメーターの方が考えたんですって。1人のスタッフが、10日間家に帰らず、1曲のアニメの振り付けを作っていたって聞きました。すっごいたいへんだったと思うし、すばらしい熱量だなと思います。

水島裕 撮影/イシワタフミアキ

ーー当時は全部アナログですしね……。

水島 今ならモーションキャプチャーでかなりリアルになりますけど当時は手書きセル画ですからね。1枚1枚、リズムに合わせて歌に合わせて口や体を描くんですから、本当にすごい! そういえば、おたこは振り付けどうしてたの?

太田 当時アイドルを担当していらっしゃった西条満先生という方がいらして。

水島 おお! 西条さん! 超一流だぞ!

太田 まあね。

水島 まあねって(笑)。その振り付けはアニメの中の振り付けとは別だったの?

太田 別です。テレビで歌うとき用のフリをつけてもらったんです。アニメがやってること、私にはできないですもん。

水島 なんで?

太田 アニメの動きができないんです。やろうと思ってもできないんです。だから私ができるフリを考えてくれたんです。

水島 そうだったんだ〜、知らなかった。

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