この春、スタジオぴえろからぴえろ魔法少女シリーズの完全新作『魔法の姉妹ルルットリリィ』が放送を開始。加えて、「Anniversary Blu-ray BOX」の発売でシリーズ全体としても盛り上がりを見せています。
これを記念して、主人公・森沢 優/クリィミーマミ役の太田貴子さんと、優が想いを寄せる大伴俊夫を演じた水島 裕さんによる夢の対談が実現!今だからこそ語れる想いを、たっぷりと語ってもらいました。
【第2回/全3回】
ーー前回は、放送当時の水島さんの印象をうかがいましたが、アドバイスをしてくれたこともあったと。
太田 当時の裕さんは27歳で、元気いっぱいでした。すぐ『みんみん』に行っちゃうし。
ーーみんみん?
水島 『みんみん』、スタジオの近所の中華料理店さんです。
ーーいま調べました。有名な餃子屋さんですね。
水島 おたこは毎回居残りだったんですよ。みんなが収録終わっても、一応、ディレクターが気になるところを録りなおして、僕らは先に餃子屋さんへ。
ーーそこで太田さんを待っていたと。
水島 全然。
太田 待ってくれるわけないじゃないですかあー!
水島 だって来ないもん。高校生でセーラー服ですから。
ーーたしかにそうですね。
水島 そりゃあ、夕方以降の赤坂の街はねえ。
ーー水島さんのアドバイスですが、覚えている内容はありますか?
太田 セリフの感情の入れ方ですね。当時は舌っ足らずで滑舌がわる……。
水島 (食い気味で)“当時”は!?
太田 あはは! 今もですが(笑)、滑舌がよくなかったので「こうするとうまくいくよ」と教えてくれました。でも一番恐怖だったのが、番宣をやるときです。番宣って長いんですよ。あれをいっきに終わらせろっていうのは結構たいへんでした。
水島 なるほどね。そういえば最初の頃、マミの長いセリフはなかったよね?
太田 なぜかというと、(キャラクターデザインを担当した)高田明美先生も言ってたんです。「太田さんは3行以上セリフが言えない」って。
水島 僕ね、遠慮して言わなかったけど同じことを聞いたことがある(笑)。
太田 そうそう、そのとおりなんです。
水島 番宣って、全部ひとりでやることが多いんですけど、30秒もたいへんだったと思いますよ。
太田 時間内に収めなきゃいけないので、その早さについていけなくて。「もっと早く喋って!」と言われるんです。


