アニメ『サムライトルーパー』37年前の「伝説の放送事故」オマージュにファン騒然 「やりやがった!」「良いぞもっとやれ」の画像
『鎧真伝サムライトルーパー』 (C)SUNRISE

 2026年3月31日、『鎧真伝サムライトルーパー』の第1クール最終話・第12話が、TOKYO MXにて再放送された。実はこの第12話は3月24日にすでに放送されたばかりで、2週連続の放送となる。

 『鎧真伝サムライトルーパー』の公式Xでも「今夜放送の第12話はTOKYOMXのみでなぜか再放送です」と事前予告しており、さらに公式から「そしてエンディング放送後までぜひご覧ください」と意味深なコメント。ファンの間では「これは見るしかない!」「まさかアレをやるのか」など、何かを察したかのような声もあった。

 そして31日の再放送の後、「放送ずみの作品を、わざと放送してしまいました。これからも、どうか、応援してください」という謝罪めいたテロップが流れて騒然となった。

■謎めいた「2週連続の最終話放送」に隠された真意

 これは1988年放送の『鎧伝サムライトルーパー』のファンであればすぐにピンとくる、当時のオマージュ。今から37年前の1988年9月3日に発生した前代未聞の放送事故が元ネタである。

 当時、1週間前に放映済みの『鎧伝サムライトルーパー』第17話「明かされた鎧伝」が、2週連続で誤って放映されてしまい、新聞でも報じられるほどの話題となった。

 それを再現するべく、『鎧真伝』の第12話をあえて2週連続で放送し、当時の謝罪テロップの映像まで忠実に再現。それもすべては『サムライトルーパー』公式がしかけた、壮大なエイプリルフール企画だったのである。

 この意味不明な最終話の再放送に「何かあるのでは?」と、最後まで見届けたファンからは「やりやがった!」「ご丁寧に当時のテロップまで流す仕事っぷり」「このためか、このための再放送か」「再放送ネタをとことん引っ張る公式が好き」「非常にお懐かしゅうございました」など、渾身のオマージュに懐かしさと笑いの入り混じった声が続々と寄せられていた。

 『鎧真伝サムライトルーパー』の視聴者には、前作『鎧伝サムライトルーパー』から引き続き応援しているファンも多かった様子。そんな層にとって、アニメ史に残る“ダブリ放映事故”は、作品の歴史の一部として、記憶に深く刻まれている。

 だからこそ今回のオマージュ企画は、その歴史を知るファンに対する最高のサプライズだったといえるだろう。


 第1クール全12話の放送を終えた『鎧真伝サムライトルーパー』は、2026年7月から第2クールの放送・配信が決定している。渾身のエイプリルフール企画でさらに話題を集め、第2クールへの期待はいっそう高まるばかりだ。

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