金田一蓮十郎『ジャングルはいつもハレのちグゥ』30周年…ただのギャグ漫画で終わらない「強烈キャラ」と「重すぎる裏設定」の画像
『ジャングルはいつもハレのちグゥ』第1巻より(スクウェア・エニックス)

 1997年から2003年まで『月刊少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)にて連載されていた金田一蓮十郎氏による『ジャングルはいつもハレのちグゥ』が2026年で30周年を迎える。

 第3回エニックス21世紀マンガ大賞準大賞を受賞し、『月刊少年ガンガン』1996年8号に初掲載された同作。100話をもって『ジャングルはいつもハレのちグゥ』の一区切りとし、新たに『ハレグゥ』と改題して、同じく『月刊少年ガンガン』にて2003年から2009年まで連載され、コミックスは両タイトル合わせて全20巻が発売されている。

 ゲームメーカーのスクウェアと合併し「スクウェア・エニックス」という社名になる前のエニックス時代、1991年3月12日に創刊された『ガンガン』は、初期はゲーム『ドラゴンクエスト』などの新作情報が多く掲載され、漫画では『南国少年パプワくん』『魔法陣グルグル』などが人気だった。

 その後月2回刊行となった後に再月刊化されたのが1998年のこと。2001年にはアニメ化もされている『ジャングルはいつもハレのちグゥ』は『まもって守護月天!』などとともに、この時期の『ガンガン』人気を支えた名作漫画のひとつだ。

 『ジャングルはいつもハレのちグゥ』は、ジャングルに住む少年・ハレが、正体不明の少女・グゥや友人たち、家族に振り回されるというシュールなコメディ。第1話は、孤児だったグゥがハレの母親・ウェダによってジャングルで保護され、ハレの家の居候となり同じ学校に通うところからスタートする。

 2021年には4月24日から5月16日まで原画展が開催されるなど、当時の『ガンガン』読者の少年少女たちには印象深かった『ハレグゥ』。今回は、ちょっと不思議な作風が魅力的だった同作を懐かしく振り返りたい。

  1. 1
  2. 2
  3. 3