■次元を超える表現にも驚いた『アバレンジャー』×『釣りバカ日誌』コラボ
誰もが「なぜこのコラボ?」と驚いたのが、スーパー戦隊シリーズの『爆竜戦隊アバレンジャー』と、釣り好きサラリーマンが主人公の『釣りバカ日誌』のコラボだ。
『釣りバカ日誌』といえば実写版が思い浮かぶが、これはアニメ版とのコラボ。アニメと特撮の組み合わせは珍しく、当時の視聴者からも驚きの声が上がった。
それは2003年に放送された『爆竜戦隊アバレンジャー』の「釣りバカアバレ日誌、どもども」という回のこと。「ツリバカツオリーブ」というトリノイド生命体が出現し、次々と人間を釣り上げてオリーブの実に変えていく。
ツリバカツオリーブはついに次元を飛び越えて、アニメ『釣りバカ日誌』の主人公、“ハマちゃん”こと浜崎伝助の息子・鯉太郎まで釣り上げてしまう。
そしてテレビ画面の中にいるハマちゃんから息子の救出を頼まれたアバレンジャーが、ツリバカツオリーブを追いかけるという衝撃展開が繰り広げられる。
しかも最終的にはアニメのハマちゃんがテレビ画面の中から飛び出し、3次元の世界に登場。アニメ絵のハマちゃんと、実写のアバレンジャーが共闘する流れに騒然となる。「まさかのアニメのハマちゃん(笑)」「2次元と3次元の神コラボ」「アニメと特撮とのコラボがありうるとは」と従来の視聴者からは意外にも好評だった。
ちなみにアニメ版『釣りバカ日誌』のほうにも「釣りバカ仮面VSアバレンジャーの巻」というエピソードが放送され、アバレンジャーがアニメに登場している。
アニメにまつわるコラボはいろいろあるが、時には視聴者の予想を超える衝撃シーンがあった。ド肝を抜かれたファンはとまどいながら、いつもと違う展開やシチュエーションを面白がって受け入れることも多い。
まさに多種多様なコンテンツが存在するからこそ実現した「とんでもコラボ」の数々。今後も視聴者を驚かせる「衝撃的なコラボ」の誕生を期待したい。


