ファンが騒然…アニメ作品「あまりに異色すぎた」意外コラボ 大好評「キムタク×クレしん」回も…の画像
DVD『アニメ 釣りバカ日誌 11』(ポニーキャニオン) (C)やまさき十三・北見けんいち/小学館・東映アニメーション・テレビ朝日

 昔からアニメや漫画の人気キャラが、商品のイメージキャラクターに起用されるケースは多い。また昨今では、アニメやゲームなどの人気コンテンツ同士でおこなわれるコラボも増えている。

 こうしたコラボは、認知度の向上やブランド価値の強化、新規ファンの獲得、作品の新たな付加価値創出といった相乗効果を狙ったものであり、双方にとってWin-Winな効果をもたらすことも多い。

 たとえばテレビスペシャルから始まり、映画になった『ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE』(2013年公開)は、興行収入42億6000万円という大ヒットを記録。世紀の大泥棒と名探偵という組み合わせであり、作品の世界観も共有しやすく、現実的な面でいえば、どちらもトムス・エンタテインメントの制作ということで比較的実現しやすかったコラボの成功例といえるだろう。

 しかし、なかには「なぜこの組み合わせが?」とファンですら驚くような摩訶不思議なコラボも存在。そこで今回は、多くの視聴者を驚かせたアニメにまつわる意外なコラボ作品を振り返ってみたい。

※本記事には各作品の内容を含みます。

■木村拓哉×『クレヨンしんちゃん』という異質すぎるコラボ

 まず最初に紹介したいのは、国民的人気アニメ『クレヨンしんちゃん』に、俳優の木村拓哉さんがゲスト出演したコラボ。

 新番組の宣伝も兼ねて出演俳優がアニメ内に登場するケースはたびたび見られ、このときも2015年放送の木村さん主演の木曜ドラマ『アイムホーム』とのコラボだった。

 しかし、このコラボが異質だったのは、本人役で木村さんがアニメ内に登場するのではなく、『クレヨンしんちゃん』の野原家のキャラクターの声を木村さんが演じるという内容だったからだ。

 ある日、野原ひろしが帰宅すると、家族全員がキムタクの顔(と声)になっているというトンデモ展開が待っている。しんのすけは「オラ、野原たくのすけ、5歳。通称・のはたく~」と木村さんの声であいさつ。ケツだけ星人の「ブリブリ~」という定番ギャグや、みさえのツッコミまで木村さんがこなし、さらに愛犬のシロまで「キムシロ」になっているというカオスなエピソードで、すべて木村さんがアテレコしていた。

 本人役やゲストキャラの声優を務めることは従来のアニメでも定番だったが、主要キャラクター全員を本家に寄せて、それも1人で演じきるというのはまさに衝撃的だった。

 視聴者からも「キムタク、特徴を捉えててうまいな」「スタッフの悪ノリだが面白い」「シュールすぎる神回」といった声があがり、好評を博した意外なコラボといえるだろう。

■ファン層もジャンルも違いすぎ!? 『機動戦士ガンダム』×『ハローキティ』という異色コラボ

 2019年から2020年にかけて、ロボットアニメの金字塔『機動戦士ガンダム』と、日本のみならず世界的な人気を誇るキャラクター『ハローキティ』による前代未聞のコラボが実現。これは「ガンダム40周年」と、「ハローキティ45周年」を記念したものだった。

 ジャンルも作風もファン層もまったく異なる組み合わせに、発表当時は大きな話題に。さまざまなコラボグッズも展開され、3話構成のショートアニメがYouTubeにて公開された。

 そのコラボアニメでは、『ハローキティ』の主人公、キティ・ホワイトの家のテレビ画面に、突然『機動戦士ガンダム』のハロが出現。ハロは「助けて」と救援要請し、アムロ・レイの乗るガンダムがジオン軍と死闘を繰り広げている映像が映し出される。

 それを見たキティは家を飛び出し、ガンダムが戦う宇宙空間に現れるというとんでもない展開だった。

 この誰も予想できなかった異色のコラボに「カオスが過ぎる」「作風が違いすぎ」といったツッコミの声があがり、中には「思った以上にクオリティが高い」「ガンダムとキティが一緒にいるだけで面白い」など、考えられない映像を楽しむファンの声もあった。

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