『ポケットモンスター』シリーズの原点であるゲームボーイ用ソフト『ポケットモンスター 赤・緑』が発売されたのが、今からちょうど30年前となる1996年2月27日。つまり初代『ポケモン』の発売から30周年のメモリアルイヤーとなる。
登場するすべてのポケモンを捕獲し、ポケモン図鑑を完成させるのも目的のひとつではあるが、レアなポケモン集めに四苦八苦した経験がある人もいることだろう。中でも有名なのが、低確率で出現する「色違いポケモン」の存在である。
そのほかにも『ポケモン』シリーズには、非常に低確率で発生する特殊なイベントが存在する。運の要素が絡んでくるので、狙って出現させるのは至難の業だが、そこにこだわるプレイヤーも少なからずいる。そんな『ポケモン』にまつわる超低確率イベントを振り返ってみたい。
※本記事には各作品の内容を含みます。
■こだわり派のトレーナーが大好きな「色違いポケモン」
まずは冒頭でも触れた「色違いポケモン」から紹介していこう。その初登場は古く、1999年発売の『ポケットモンスター金・銀』から実装され、それ以降最新作まで続いている。
「色違いポケモン」とは、文字通り通常の配色とは異なるポケモンが出現するというもの。ちなみにポケモンの配色が異なっているだけで、性能自体は通常カラーの個体と変わらない。
その出現確率は、作品ごとにバラツキはあるものの大体4000分の1から、8000分の1という超低確率。比較的新しめの作品では、出現確率をアップさせるアイテムなども存在している。
なお2025年に発売された『Pokemon LEGENDS Z-A』は、エリア移動などでポケモンが再出現する。その仕様を利用することで比較的色違いポケモンを探しやすく、筆者も約1時間程度のプレイで色違いのコイキングと遭遇することができた。
とはいえ色違いポケモンは見た目がちょっと違うだけで、性能面では通常のポケモンと差はない。だが、それでも時間をかけてポケモンのレアなカラーにこだわるトレーナーは後を絶たない。
■謎すぎる「ウイルス」感染
色違いポケモン以上に低確率な要素としては「ポケルス感染」がある。これは手持ちのポケモンが「ポケルス」という謎のウイルスに感染するイベントで、イメージ的にはデメリットのように思えるが、実はメリットしかない。
ポケルスに感染したポケモンは、戦闘後に得られる「基礎ポイント(努力値)」が2倍になる。基礎ポイントが上がるとポケモンが育ちやすくなり、ポケモン対戦のガチ勢にとっては重要な値である。だが、対戦をしない人にとってはそこまで気にする必要がない部分でもある。
ポケルスは、戦闘終了後に3/65536という超低確率でポケモンに感染。手持ちのポケモンがポケルスに感染すると、他の手持ちポケモンに感染していく仕組みになっている。
なお、ポケルスが完治したあとも、そのポケモンの基礎ポイントが2倍になる恩恵は継続するが、ほかの手持ちポケモンに感染させることはできなくなる。
このポケルスは『金・銀』など第二世代の作品から『ソード・シールド』など第八世代の作品まで登場したが、最近の作品には実装されていない。


