■さすがはゲーマーの奥方!? 『46億年物語』の価値も見抜いた!? 

 私の妻はゲームなんて全然やらない人なんですけど、結婚する前は『ポケモン』と、なぜか『川のぬし釣り』(パック・イン・ビデオ/1990年)をよくやってました。なんで買ったのかはよくわかんないですよね。その頃から、ちょっとマニアックなソフトに鼻が利いたのかもしれません(笑)。

 というのも、『ごきんじょ冒険隊』の他にも、当時、妻が引き当てたスーパーファミコンのレアソフトがもう1本あるんです。エニックス(当時)の『46億年物語』(1992年)です。

 このタイトルも、彼女が「おもしろそう」と言い出したので買いました。やっぱり数千円だったと思います。事前にどんなゲームかなんてもちろん知っていたわけじゃありません。パッケージに女性と恐竜の絵が描いてあって、それにひかれたのかもしれませんが、真相はちょっとわからないです(笑)。

 この『46億年物語』には、私も少し興味があって、妻が遊んでいるところを見ました。彼女は気に入るととことん遊ぶ性格で、最後までプレイしていたと思います。主人公は最初「魚」で、敵を倒してその肉を食べると進化するみたいな内容だったと記憶しています。うれしそうに「ツノが生えたんよ」とか、進化を報告されたのを思い出します(笑)。

 『ドラクエ』でおなじみのエニックスのゲームで、しかも音楽はすぎやまこういち先生だというのに、あまり売れなかったんでしょうか。数が少なく、当店では現在、カートリッジのみの状態で1万4300円(税込)で販売しています。箱と取扱説明書が付いていたら、こちらも5万円くらいの売価になるかと思います。

※ソフトの値段や状態などは取材時のものです。

【プロフィール】
大竹剛(おおたけ・つよし)
「レトロゲーム」に造詣が深い“元ドット絵職人”。ゲームメーカー「テクノスジャパン」で、主に『くにおくん』シリーズにドッターとして参加。現在は「ハードオフTOKYOラボ吉祥寺店」で店長を務める。本人もレトロなゲームのコレクター。

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