■ついに犯人が判明!?閲覧注意の社会派アニメに恐怖する声多数

 また、現在放送中の新作アニメも怒涛の展開を見せており、直近の最たる作品が、うめざわしゅんさん原作の『ダーウィン事変』だろう。

 本作は、人間とチンパンジーの間に生まれた少年・チャーリーが、差別や人権といった現代社会が抱える問題に向き合うという、今期アニメ屈指の社会派アニメとして知られており、直近で放送された第6話・第7話の冒頭には「本作品には過激な描写が含まれています。これらの描写は物語上必要なものですが、視聴者の方々に不安感や精神的苦痛を与える可能性があります。視聴者の判断でご覧いただくことをお勧めします」(原文ママ)という注意喚起がなされ、開始早々、不穏な雰囲気に。

 そしてエピソード内では、学校内で「動物の苦痛」を主張していた登場人物のゲイルが、過激なテロ組織「ALA(動物解放同盟)」のリヴェラにそそのかされ、校内銃乱射事件を起こすことになる。

 該当シーンでは、生々しい銃声や恐怖に震える学生たちの息遣い、飛び散る血しぶきなどがあまりにも鮮明に描写され、その様子にSNSでも「例えとかじゃなくて本当に震える」「怖い。怖いしか言葉が出ない」と、今期最大ともいえる衝撃展開に息をのんだ。

 また、常磐くじらさんによるライトノベルを原作とした『エリスの聖杯』も物語が大きく揺れ動いている。物語の主人公、コンスタンス・グレイル(通称コニー)と、10年前に処刑された稀代の悪女、スカーレット・カスティエルのふたりが、過去にスカーレットを処刑に追い込んだ真犯人を探す物語だが、最新エピソードでは真犯人の一角となった人物が判明することになった。

 しかし、あくまで今回判明したのは処刑のきっかけになった人物であり、その裏にある陰謀や薬物の存在、そしてタイトルの『エリスの聖杯』という言葉が持つ意味など、いまだ解明されていない謎は多い。後半戦にかけ、スカーレットが処刑されなければいけなかった理由や組織の思惑がどう明かされていくのか……。

 かわいい少女たちが集まる、メルヘンチックなキービジュアルからは想像できないほどの重厚なサスペンス劇の顛末を見守りたいところだ。


 後半戦に差し掛かり、見逃せないシーンが満載となった冬アニメ。衝撃と余韻が連続する濃密な展開の数々は、リアルタイムで追う醍醐味をあらためて実感させてくれるはずだ。まだ視聴を迷っている人も、この熱量に足を踏み入れてみてはいかがだろうか。

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