次々ヒットした『ドラゴンボール』のレトロゲーム、希少性なしでも「中古価格が高騰中」のワケ【ハードオフ大竹店長の「レトロゲームちょっといい話」】の画像
『ハードオフTOKYOラボ吉祥寺店』大竹剛店長(写真/ふたまん+編集部)

 数万円から数十万円の値段がつくこともある「レトロゲーム」の世界。そんなソフトがズラリと揃う『ハードオフTOKYOラボ吉祥寺店』の店長にして、自身も大のゲームコレクターである大竹剛氏が、毎回1本のソフトを語るこの連載。今回、ショーケースに並ぶソフトの中から取り上げるのは——?

■カイワレマン!? オリジナルキャラの登場する『ドラゴンボール』RPG

ハードオフ大竹店長の「レトロゲームちょっといい話」第33回

 

 『ハードオフTOKYOラボ吉祥寺店』の店長、大竹剛です。以前、『ドラゴンボール』初のファミコン用ソフト『ドラゴンボール 神龍の謎』(バンダイ/1986年)を取り上げましたが、スーパーファミコンゲームボーイなど、『ドラゴンボール』のレトロゲームはまだまだあります。

 『ドラゴンボール』のゲームというと、今なら格闘対戦ゲームを連想されると思いますが、ファミコンやスーパーファミコンで遊んでいた世代なら、RPGのイメージもあるかもしれませんね。

 第1作の『ドラゴンボール 神龍の謎』はトップビューが主体のアクションゲーム。でも、ファミコン第2弾の『ドラゴンボール 大魔王復活』(バンダイ/1988年)からしばらくの間は、戦闘がカードゲーム仕立てのRPGが続きました。

 私は『ドラゴンボール』が好きでしたが、2作目からは手が伸びなかったんですよ。やはりアクションゲームではなくなったというのが大きかったですね。

 それでも、スーパーファミコン用の1作目『ドラゴンボールZ 超サイヤ伝説』(バンダイ/1992年)は買いました。やはりカードバトル形式のRPGなのですが、スーパーファミコンのキレイなビジュアルに期待したんですよね。そういうゲーマーは多かったようで、爆発的に売れたと記憶しています。

 でも、いざプレイしてみると、やっぱりRPG形式がちょっと私には合わなくて……、結局最後まで遊べませんでした。カイワレマンという敵がやたら出てきて、「なんだよカイワレマンって」と毒づきながら、延々と相手をしていた思い出があります(笑)。これ、ゲームのオリジナルキャラクターなんですよ。原作に登場する栽培マンの色違いのような感じです。

 大ヒットしただけに稀少性はなく、数百円で販売していた時期もあったほどなんですが、今は箱・取扱説明書つきの完品で6050円(税込)の値札が付いていますね。『ドラゴンボール』のゲームは海外の方に人気が高いので、インバウンドのお客様が増えた影響かと思います。

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