2026年冬アニメが放送中だが、各公式アカウントからは今年の新作アニメの情報が続々と発表されており、早くも注目作を巡る話題が広がっている。
今年は王道ジャンルに限らず、扱うテーマや描写の方向性において、これまでのアニメ像とは一線を画す作品が含まれている点が印象的。なかでも酒、タバコ、下ネタといった昨今のコンプラ遵守の流れに逆らうかのような、生々しい現実を描いた作品まで存在する。
そこで本稿では、2026年にアニメ化が決定しているタイトルの中から、SNSをにぎわせた少しクセの強い話題作を3作ピックアップ。それぞれの作品がどのような点で注目されているのかを整理しながら、その魅力を見ていこう。
※本記事は各作品の内容を含みます。
■猫耳美少女にだまされるな!『ヤニねこ』
ひとつ目の作品は、複数の漫画家によるグループにゃんにゃんファクトリーの漫画が原作となった『ヤニねこ』。2022年にX上で投稿され大きな注目を集めたことから、『週刊ヤングマガジン』(講談社)誌上に読切が掲載され、その好評を受けて2023年より連載化された作品だ。
人間と獣人が共存する「にゃがみ原市」を舞台に、アパートに暮らす猫耳の少女「ヤニねこ」こと佐藤ヤニ子の日常が描かれた本作。筋金入りのヘビースモーカーで怠惰な生活を送るヤニねこと、同じアパートの住人である個性豊かな友人たちのドタバタ劇が展開される。
一見かわいらしい猫耳美少女でありながら、実は不健康でだらしない生活ぶりというギャップが大きく注目を集め、単行本は2025年末時点で既刊10巻に到達する長期シリーズとなっている。
2026年7月よりテレビアニメ放送が予定されている本作は、タバコネタを中心に過激な要素が盛り込まれたブラックユーモアが特徴。ワンカップを灰皿にしたり、血眼でシケモクを探したり、誕生日のロウソク代わりにタバコを挿したりとやりたい放題の作風で、本作の監督を務める木村拓さんも「本当に放送できるのかな…(汗)」とSNSにてコメントを述べている。
2月2日にはアニメのティザーPVが公開されたが、ヤニねこの汚部屋が美麗な作画によって妙に魅力的に表現されており、なおかつしっとりしたBGMが使用されている。それを見た原作ファンからは「なんでちょっとエモい感じにしてんだよw」「だまされるな!」「エモアニメ感出そうとしてるの小賢しくて好き」などツッコミが入り、放送前から早くも話題沸騰中だ。


