「もはやチート級の効果!?」ディーアゴルゼにミステイルジーラも…『葬送のフリーレン』作中最強の魔法はどれなのか…!?の画像
アニメ『葬送のフリーレン』第2期キービジュアル (C)山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会

 原作:山田鐘人氏、作画:アベツカサ氏による『葬送のフリーレン』(小学館)は、アニメ化を機にさらに人気に火がつき、社会現象ともいえる注目を集めている。1月からはアニメ2期が放送されており、さらなる盛り上がりが期待される。

 本作の魅力の1つは、登場人物たちが操る多彩な魔法だ。フェルンが使いこなす「一般攻撃魔法(ゾルトラーク)」をはじめ、多種多様な魔法が登場し、それらが激突する戦闘シーンは圧巻である。そしてその中には、攻略方法がまるで思いつかないような強力な魔法も存在する。

 今回は、作中に登場する数多くの魔法の中から、筆者が独断と偏見で「最強」と呼ぶにふさわしいと思ったものをいくつか紹介していく。

 

※本記事には『葬送のフリーレン』未アニメ化部分の内容を含みます。未読の方はご注意ください。 

■もはや呪い…「万物を黄金に変える魔法(ディーアゴルゼ)」

 魔王直下の大魔族「七崩賢」の1人である黄金郷のマハトは、「万物を黄金に変える魔法(ディーアゴルゼ)」という魔法を使用する。

 マハトはこの魔法によって、自分の意志次第でありとあらゆるものを黄金に変えることができる。作中では城塞都市ヴァイゼを丸ごと黄金化させており、そのスケールの大きさが示されている。

 ディーアゴルゼは魔法でありながら、人類には「魔法」として認識できないため、「呪い」の1種とされていた。そのため防御魔法は意味をなさず、防御も回避も不可能。黄金化を解除するのはマハトの意志次第であり、おまけに彼が死んでも黄金化は解けない。

 また、この魔法で生み出された黄金は破壊不可能なため、マハトは自身の体や衣服を自在に黄金化させ、武器や盾として使用していた。幅広い用途が考えられ、攻守に優れた驚異の魔法といえるだろう。

 作中ではフリーレンが解析に成功して対処法を生み出すが、それは彼女もまた傑出した魔法使いだったからこそ。実際、フリーレンも「最強の呪い」と評しており、その特異性は疑いようもない。

■呪いの対抗手段「呪い返しの魔法(ミステイルジーラ)」

 ディーアゴルゼが解析される前、その唯一の対抗手段とされていたのが、大陸魔法協会の創始者・ゼーリエが使用する「呪い返しの魔法(ミステイルジーラ)」だ。

 この魔法は、呪いと認識したものを術者へ反射する効果を持ち、ディーアゴルゼすら跳ね返す。まさに呪いに対する最強のカウンター魔法といえるだろう。

 しかし、万能に思えるこの魔法は、扱いが非常に難しい。膨大な魔力を消費するうえ、相手が呪いを放つ瞬間を正確に見極めなければ不発に終わる。そのため、相手の「呪い」を熟知していなければ成功は望めない。そもそも、通常の方法では習得に100年かかるため、エルフのゼーリエのように長命な種族でなければ使用すらできない。

 作中では、この魔法をゼーリエから譲り受けたデンケンがマハトと対峙し、ディーアゴルゼを跳ね返すのに成功していた。これが可能だったのは、デンケンが旧知の仲であるマハトを熟知していたからであり、初見の相手に使うのは極めて困難である。

 それでも、呪い=魔法と認識できない魔法に対抗できる唯一の手段という点で、非常に優れた魔法であることに疑いはない。

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