マクドナルドの新CM「今しかできねーこと」篇が、1月13日から放映されている。このCMでは、俳優の眞栄田郷敦さんがリーゼント姿の前田太尊ならぬ“眞栄田太尊”として登場し、1990年代の『週刊少年ジャンプ』を代表する伝説的ヤンキー漫画『ろくでなしBLUES』とのコラボレーションが実現した。作者・森田まさのりさんによる描き下ろしビジュアルも公開され、連載当時の熱狂を知る世代を中心に大きな盛り上がりを見せている。
1988年から連載された本作は、東京・吉祥寺の帝拳高校に通う前田太尊と仲間たちの友情や、他校の不良たちとの死闘を描いた物語である。「東京四天王」をはじめとする怪物級の強キャラが次々と登場するが、果たして作中「最強」は誰だったのか。今回は高校生に絞って筆者の独断と偏見で最強候補7人を選抜し、作中での実績と特徴からその強さを紐解いていく。
※本記事には作品の内容を含みます
■バラエティに富んだ最強候補たち
第7位は四天王の一角、浅草笹崎高校の薬師寺。空手をベースとしたテクニカルな蹴り技を得意とする。彼の強さが際立ったのは、ヒロイン・七瀬千秋をめぐる太尊との「恋の決闘」だ。この戦いで薬師寺は、ボクシングスタイルで攻めてくる太尊に対し、回し蹴りや死角からの変幻自在な攻撃を繰り出し、大いに翻弄した。
第6位は横浜帝拳高校の渡嘉敷だ。ボクシングのスパーリングでは、余裕の戦いぶりで太尊をKOしている。その後の帝拳との対抗戦でも、空手仕込みの正拳突きストレートで太尊からダウンを奪った。新技・ライトクロスの威力もあり、最終的には太尊に敗れたものの、空手とボクシングの両方を駆使する実力は薬師寺を上回ると評価できる。
第5位は渋谷楽翠学園の鬼塚。格闘技を使わずとも圧倒できる怪力と、仲間ごと2階から突き落とす非情さで、四天王編の幕開けとして読者に凄まじい恐怖を植えつけた。だが、太尊に割られたアゴが完治していなかったとはいえ、後述する葛西にアバラ7本と腕を折られて惨敗。これにより、格を下げることとなった。
第4位には、主人公・太尊を据えたい。最終的に主要なライバルすべてに勝利しているが、その強さは純粋な腕力というよりは、仲間を守るという“想い”によって引き出される側面が強い。大きな壁を乗り越えて勝利する「物語上の頂点」ではあるが、川島や葛西とハンデなしで戦えば、10回中9回は負けるかもしれない。


