【2025秋アニメ】突飛すぎて目が離せない…!?秋アニメ「クセ強ヒロイン」がたまらない良作3選 の画像
TVアニメ『SANDA』キービジュアル(公式Xより)©板垣巴留(秋田書店)/SANDA製作委員会

 2025年秋アニメもそろそろ終盤戦に差しかかり、物語の展開はもちろん、キャラクターの個性にも一層注目が集まり始めている。

 そんな中、予測不能な言動や行動で視聴者の印象に強く残るヒロインたちも登場している。物語をかき乱したり、存在そのものが謎めいていたりと、その振る舞いにはどこか常軌を逸した魅力がにじむ。

 今回は、放送中の秋アニメより、異質な魅力を放つ3人のヒロインをご紹介。初登場から強烈な印象を残し、過激ながらもどこか目が離せない……そんなヒロインたちをひとりずつ見ていこう。

※本記事は各作品の内容を含みます。

■1話で二度の殺人未遂!?『SANDA』冬村四織

 一人目は、最新7話までが放送中のアニメ『SANDA』の冬村四織。板垣巴留さんの同名漫画が原作となっており、サンタクロースに変身できる主人公・三田一重を中心に展開されるヒーローアクションだ。

 子どもが異常なほど保護されるいびつな世界で物語は進んでいくのだが、三田のクラスメイトであるヒロイン・冬村四織の行動は、予想外かつあまりにもぶっ飛んでいる。

 第1話では、三田に包丁を突きつけた冬村が、「今日中にあんたを絶対に殺すから」と告げるシーンから始まる。もちろんただ殺したいわけではなく、冬村の目的は、行方不明となった友人・小野一会を探すために、三田の“サンタクロースとしての力”を引き出すことだった。しかし、その説明もなしに躊躇なくクラスメイトを刺しに行く展開に、「冒頭から過激すぎない?」と、視聴者から驚きの声が上がった。

 さらに、第1話の冬村の暴走はこれで終わらない。理科の授業では、サンタクロースになった三田の能力を図るために教室内に爆弾を仕掛け、「子どもたちを助けるか。爆弾を見つけるか」の二択を三田に迫る。やすやすとクラスメイト全員の命を人質に取るのもびっくりだが、その爆弾は、冬村が自身の身体に括り付けていたことが判明。唖然とする三田に「私はいつも本気だよ」と語る冬村に「冬村がヤバイ奴っていうのは分かった」「やってることやべぇ……」と、SNSでも反響があった。

 一方で、少女ながら182cmの長身と黒髪三白眼というビジュアル、友人の小野のためなら手段を選ばない大胆さや、仲間の危機にはすぐに駆け付けるなどのイケメンぶりも好評で「ビジュも声もかっこよくて好き!」「冬村好きすぎてマジ沼」「高身イカれ女子最高すぎる!」と、その魅力にすっかりハマる視聴者も続出中だ。

 常識を蹴飛ばして突き進む行動力と、強い友情を併せ持つ冬村四織は、まさに『SANDA』という物語を加速させる“異端のヒロイン”と言えるだろう。

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