■『スウィートホーム』をはじめ、金色の外箱にもご注意を!
さて、箱の話に戻ります。ピンクのほかにやっかいなのが、金色の箱。角の部分などがスレて、地の白い色が出てきてしまうんです。
その代表格が、カプコンのファミコンソフト『スウィートホーム』(1989年)。当店にはかなりの在庫がありますが、どれも角の部分が白くなってしまっています。ほかにも、ファミコンでは『キングスナイト』(スクウェア/1986年)や『ガーディック外伝』(アイレム/1988年)の箱が金色で、やはりスレてしまっていますね。
マニアのなかには、在庫をあるだけ見比べて、状態のいいものを買っていかれる方もいらっしゃいます。「状態更新」をするコレクターもいっぱいいますね。すでに持っているソフトでも、それより状態のいいものを見つけたら買う、といったコレクション方法です。
ちなみに、『スウィートホーム』に関しては、当店の販売価格は3万円前後。わりとバラツキがありますが、箱などのコンディションは基本的に反映されていません。ソフトが持ち込まれた時点の在庫数によって買取価格が変動するため、そちらの影響のほうが大きいですね。
同じゲームでも値段が違うものが並んでいると、安いものは傷んでるのではないかと、不安に感じるお客さまもいると思います。実際、質問されることも多いんですが、値段の違いは、必ずしも状態の差ではないんです。これは「ハードオフあるある」(笑)で、安くて状態のいいものが見つかる可能性もあるので、ぜひ掘り出し物を見つけてみてください。
※ソフトの値段や状態などは取材時のものです。
【プロフィール】
大竹剛(おおたけ・つよし)
「レトロゲーム」に造詣が深い“元ドット絵職人”。ゲームメーカー「テクノスジャパン」で、主に『くにおくん』シリーズにドッターとして参加。現在は「ハードオフTOKYOラボ吉祥寺店」で店長を務める。本人もレトロなゲームのコレクター。


