現在絶賛放送中のアニメ『野原ひろし 昼メシの流儀』。国民的アニメ『クレヨンしんちゃん』のスピンオフとして描かれている本作は、しんのすけの父・野原ひろしが昼食に情熱を注ぐという異色の作品であり、その独特な作風からSNSでも話題になっている。
そして10月3日(金)、アニメ第1話が放送されると、SNSのトレンドランキングに「野原ひろし」「昼メシの流儀」などのワードがランクイン。さらにニコニコ動画では、1話の再生回数が100万回を超えるスマッシュヒットを記録。ツッコミどころ満載なオープニング映像と相まって、今期最注目作品へと名乗りを上げた。
■某国民的ゲームとまさかのコラボ!?「なんのクロスオーバーだよw」
これまでに、第1話「カレーの流儀」「マグロ丼の流儀」、第2話「回転寿司の流儀」「ハンバーガーの流儀」が放送された本作。10月17日には第3話が放送され、「唐揚げ」と「沖縄そば」の2品がテーマとなった。
3話では本編がはじまると、さっそく店選び……ではなく、なぜか「ひろしのサラリーマン伝説」というタイトルが現れ、往年のRPGを思わせるようなコマンドが表示される。上司に企画書を渡す時も「たたかう/特技/アイテム/逃げる」といった選択肢が表示され、ゲーム形式で進む日常が展開されるが、この演出はアニメオリジナルの表現だ。
その後は順調にクエストをこなし、昼メシのために街へ繰り出したひろしは、道端の看板に「から揚げ定食 500円」の文字を見つけ、定食屋に入ることに。
10個まで同じ価格で食べられるから揚げにワクワクしつつも、出てきたのは特大サイズのから揚げたち。「果たして食べきれるのか……」と不安になるひろしだったが、またしてもゲーム画面が表示され、から揚げを倒す(?)「昼メシクエスト」が開始された。
いろいろな味をゲーム形式で選択し、味変しながらから揚げというボスに立ち向かう斬新な演出に、SNSでは「彼はなぜから揚げをゲーム感覚で捉えるの?」という声も。とはいえ、やはり食事シーンでは食欲をそそるサクッとした食感とジューシーさが見事に描写され、「唐揚げ食べたくなった!」「俺は7個で行くぜ」と、から揚げ欲をかき立てられた視聴者たちの声が相次いだ。
その後、無事に唐揚げを食べ終わり次の営業先に向かうひろしだったが、電子マネーは残高不足。財布にお金もないということで徒歩で向かうことに。「普通にお金おろしてこい」と、ツッコミを入れたくなるところだが、ラストは「ひろしの徒歩移動FANTASY」という、どこかで見たことのあるロゴとタイトルが表示される。
ひろし役の声優・森川智之さんも出演している某ゲームに酷似したロゴということもあり、「なんのクロスオーバーだよw」とSNSでも突っ込まれるひろしであった。


