「めっちゃキレイなのに…」ギャップがヤバイ!実写化作品「人気女優」たちの忘れられない「白目シーン」の画像
菜々緒 (写真/ふたまん+)

 アニメや漫画の実写化作品で楽しみなポイントの一つが、今をときめく人気女優による熱演だ。

 他の役であれば絶対やらないような、ファンの想像をはるかに超える体当たり演技が見られるのはアニメ・漫画を原作とした実写化作品ならでは。それまでのイメージとは違う演技に、作品だけでなく女優自身のファンにもなってしまったという人も少なくないだろう。

 特に美人女優が変顔をするシーンなどは、親近感すら覚えてしまう。今回は、変顔の中でもクオリティに差が出やすい「白目」に注目し、普段は美人キャラなのに実写化作品で見事なまでの白目をむいた女優たちを振り返りたい。

 まずは、2024年10月クールに放送されたテレビ朝日系ドラマ『無能の鷹』の菜々緒さん。

 原作は『Kiss』(講談社)で連載されたはんざき朝未氏による漫画で、見るからに有能そうな見た目のOL・鷹野ツメ子が主人公。しかしツメ子は有能そうな外見とは裏腹に、仕事が何もできなかった。

 そんな彼女を演じたのは、本人もかなり有能そうなクールな見た目の菜々緒さん。実は無能で社内ニートのツメ子は、ドラマ2話でスムーズにパソコン作業を進めるも、最後にエンターキーを押す段階で白目をむいたまま力尽きて倒れてしまう。目を微塵も細めることなく倒れ込む、見事なまでの白目むきだった。

 実は菜々緒さんの白目披露はこのときが初めてではない。高橋のぼる氏による漫画が原作の2016年の映画『土竜の唄 香港狂騒曲』で殺し屋胡蜂(フーフォン)を演じ、体当たりの演技で観客の度肝を抜いた。

 生田斗真さん演じる菊川玲二とのバトルで、汚物だらけのラバーカップを顔に押しつけられ、何度も白目をむいていたのだ。この場面はラバーカップの吸い込む動きに合わせてCG技術でとんでもない顔になっていたが、白目だけは本物だ。

 ちなみに続編となる2021年の映画『土竜の唄FINAL』でも、菜々緒さんは白目をむいてのやられ役を見事に務め上げていた。もちろん白目だけでなく華麗なドレス衣装やハイヒールでの肉弾戦や鞭使いも必見だ。

 さて、美女の白目むき演技なら、実写版『映像研には手を出すな!』の齋藤飛鳥さんも忘れられない。

 原作は『月刊! スピリッツ』(小学館)で連載中の大童澄瞳氏による漫画で、浅草みどり、水崎ツバメ、金森さやかの3人の女子高生がアニメーション制作に取り組む姿を描く青春物語だ。

 2020年に実写ドラマ化・映画化されており、その中で極度の人見知りの齋藤さん演じる浅草が、多くの人が見ている中でプレッシャーから白目をむいて倒れてしまうというシーンがあった。当時、乃木坂46所属のトップアイドルだった齋藤さんの体当たりの演技は、大きな話題となった。

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