■参戦作品に意外な共通点? ファンが続編を期待するワケ

 発表された参戦作品をあらためて見て、違和感を覚えたのは筆者だけではないようで、ネット上では早くも『スパロボY』の続編について言及する声がチラホラ見受けられる。その大きな理由が新規参戦となる『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の存在だ。

 今回の『スパロボY』には『水星の魔女 シーズン1』からの参戦が発表された。正直なところ「シーズン1」だけでは『水星の魔女』のストーリーの全容はまったく分からない。

 物語をきちんと完結させるには、必然的に「シーズン2」の参戦が必要となる。それを踏まえると、「すでに続編の構想があるのでは……」と予想する声があがるのも当然というわけだ。

 しかも、その予想を後押しするかのように『スパロボY』の参戦作品には、“続きもの”の作品が多い。『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』は『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』、『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』は『劇場版マジェスティックプリンス 覚醒の遺伝子』、『劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ』は『劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!』、『コードギアス 復活のルルーシュ』は『コードギアス 奪還のロゼ』、『SSSS. DYNAZENON』は『GRIDMAN UNIVERSE』などの続編がある。

 これが偶然だとすると少々できすぎている気もする。参戦作品ラインナップを見て、同様のことを感じたファンは多いようで、「めっちゃ続編ありそう」「続編作る気満々じゃない?」といった声が目立った。次回作の発売があるのか、それともDLC(ダウンロードコンテンツ)になるのか、いずれにせよファンとしては期待したくなる。

 ほかにも過去のオリジナル機体やパイロットの参戦にも驚かされた。いわゆる『スパロボVTX』シリーズの主人公機たちで、思い出深いファンは多いはず。ただし、一部はDLCになるようだ。


 注目の『スーパーロボット大戦Y』の発売日は8月28日。筆者はゲーム本編に加え、DLCまで詰まった「デジタルアルティメットエディション」を購入予定なので、今のうちから節約して備えたいと思う。

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