圧巻の最終回だった『ドラゴンボールDAIMA』本作で判明した「驚愕の新事実」を振り返る! ターバンを取ったミスター・ポポ、魔人ブウの誕生秘話も…の画像
『ドラゴンボールDAIMA』 (C)バード・スタジオ/集英社・東映アニメーション

 2月28日、ついに最終回を迎えた『ドラゴンボールDAIMA』。本作では、これまでの『ドラゴンボール』シリーズでは明かされなかった驚きの新事実が次々と判明し、ファンの間で大きな話題となった。

 長年の謎に迫るものから、キャラクターの意外な一面が判明するものまで、その内容は実に多彩だ。はたして、どのような事実が明らかになったのか。そこで『ドラゴンボールDAIMA』で明らかになった、注目の新事実を振り返ってみる。

 

※本記事には作品の核心部分の内容を含みます

 

■ミスター・ポポのターバンの下にはツノがある

 神様の付き人であるミスター・ポポ。温和で物静かな性格が特徴で、神殿の管理をしたり、時には悟空たちの修行を助けたりと、有能であるのと同時に謎多き人物でもあった。

 そんなミスター・ポポの新たな秘密が、『ドラゴンボールDAIMA』で明かされた。それは、ターバンの下に“ツノ”が隠されていたことだ。

 第1話「インボウ」にて、大魔王ゴマーが“魔人ブウと戦ったヤツらとその仲間をみんな子どもにしてくれ”とドラゴンボールに願ったことで、ミスター・ポポも子どもの姿になり、これまで隠されていた頭部があらわに……。そこにはなんと鬼のように鋭い2本のツノが生えていたのだ。

 彼が漫画に初登場したのは1988年。少年時代の悟空がピッコロ大魔王を倒し、初めて神殿を訪れた時である。およそ36年の時を経て、新たな設定が加わったことになる。

 ミスター・ポポは、海外ではそのビジュアルがしばしば議論の対象となってしまったこともあったようだが、今回のファンタジー色を強めた新設定によって、より異世界的な存在として位置づけられることに。

 世界的に人気を誇る『ドラゴンボール』シリーズが今後も展開していくうえで、この新設定がプラスになることを期待したい。

■ナメック星人や界王神は魔界出身

 本作では、ナメック星人や界王神の一族であるグリンド人が、もともと魔界出身であったことが明かされた。

 かつて、魔界の大魔王が宇宙の拡張を目論み、ライムスという超魔人に命じて複数の宇宙を創造させたという。そして、有能なグリンド人は“界王神”として各宇宙に派遣され、一方、同じく優秀であるがさまざまな能力を持つがゆえに奴隷のように扱われるナメック星人たちも、新天地を求め次々と魔界をあとにしていったという。

 第10話「ウナバラ」では、悟空たちがかつてナメック星人たちが住んでいた魔界の星に辿り着く。そこには、現在のナメック星と酷似した建物や植物が広がっていた。魔界を抜け出したあとに生まれたピッコロも「どこか懐かしいような 気持ちのいい場所ではある」と語っていたのが印象的だった。

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