『ダンガンロンパ』シリーズ名物?プレイヤーもドン引きした「ヤバすぎるオシオキ」演出 「さすがのCERO:D…」の画像
『ダンガンロンパ トリロジーパック + ハッピーダンガンロンパS 超高校級の南国サイコロ合宿』(スパイク・チュンソフト) (C)Spike Chunsoft Co., Ltd. All Rights Reserved.

 小高和剛さんをはじめとする『ダンガンロンパ』シリーズのスタッフが手掛けた新作『HUNDRED LINE最終防衛学園』(アニプレックス)が2025年4月24日に発売される。2月19日にはPC向けに体験版が配信開始。「“極限”と“絶望”」をテーマに100日戦争に立ち向かうというあらすじが明かされており、どんな世界が繰り広げられるのかと話題を集めている。

 スパイク・チュンソフトより発売されている『ダンガンロンパ』は、根強いファンが多くいる人気コンテンツだ。ミステリーや推理要素にアクション要素も含んだアドベンチャーゲームで2010年に発売された1作目『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』以降、シリーズ本編が3作に外伝作品が1作発売されている。

 ゲームのあらすじは、「超高校級」と呼ばれる才能を持つ個性的な生徒たちが「コロシアイ学園生活」を強いられ、殺人事件が起こるたびに「学級裁判」を開いて議論と投票で犯人を暴いていくというもの。

 ポップなキャラクターデザインの一方で、凄惨な事件が起き、次々とキャラクターがリタイアしてしまう。レーティングは17歳以上を対象とした「CERO:D」となっており、残酷なシーンも含まれる。ポップさとダークさがまぜこぜになった、他にはなかなかない要素が人気となった作品だ。

 ゲーム中で起きる「学級裁判」とは別に、同シリーズのもう一つの見どころが、殺人を暴かれた犯人生徒が「オシオキ」と称して他生徒たちの目の前で処刑されていくシーンだ。

 オシオキを仕掛けるキャラクターのモノクマがとてもかわいらしい見た目なだけに、行為の残虐非道さがより際立つ。しかも、モノクマの声優はゲーム第1作『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』と2作目『スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園』が『ドラえもん』の声で知られる大山のぶ代さん、3作目『ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期』以降は『ちびまる子ちゃん』の声を務めていたTARAKOさんが担当していた。この国民的キャラクターを連想させる声優陣による残虐なシーンとのミスマッチさもゾクゾクしてしまう。

 オシオキの内容は「どうやったら思いつくの?」とつい唸ってしまう“悪趣味”すぎるものばかり。特に、それぞれのキャラクターが大切にしている信条を打ち砕くような、肉体的だけでなく精神的にもきついものも多い。今回は『ダンガンロンパ』の中で描かれたヤバすぎるオシオキを振り返りたい。

※本記事には作品の犯人についての内容を含んでおります。

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