■格ゲー界屈指! 「さすが」のセクシーさ
不知火舞の魅力を語るうえで、やはり外せないのは、そのセクシーなビジュアル。格ゲーを代表するヒロインといえば、『ストリートファイター』シリーズの「春麗(チュン・リー)」が有名だが、その彼女以上に妖艶な魅力でファンを惹きつけたのが舞ではないだろうか。
セクシーさだけでいえば、『スト6』に実装されている女性キャラの中でも、既存キャラクターを差し置いて舞がナンバーワンにも思える。『スト6』をご存知ない方でも、公式サイトにあるPVを観ていただければ、ご理解いただけるはずだ。
そしてスーパーファミコンに移植された『餓狼伝説2』でも、不知火舞の抜群のスタイルの良さがしっかり表現されている。また細かい動作の節々からはセクシーさも実感できた。
『スト6』でも見られる、やや前傾姿勢ぎみの舞の立ち姿は、どうやら『餓狼伝説2』時代から続く伝統的なスタイルのようで、調べてみると参戦作品のほとんどでこの姿勢をとっていた。
さらに、必殺技を繰り出した際や、勝利した時のモーションでは何がとはいわないが、しっかり「揺れる」。この動きをドットで表現するのは大変だったと思われ、開発者の強いこだわりが感じられる部分である。
今回は『餓狼伝説2』の不知火舞についてあれこれ語ってみたが、残念なことに筆者のプレイスキルが乏しく、難易度をひとつ下げることでようやくCPUキャラに勝てる程度だった。『スト6』で格闘ゲームにのめり込んだ遅咲きの筆者ではあるが、それでもスーパーファミコン版『餓狼伝説2』は十分に楽しめた。
そして4月24日には、シリーズ最新作の『餓狼伝説 City of the Wolves』(SNK)が発売となる。不知火舞きっかけではあるが、こちらもぜひともプレイしてみたいと感じている。どうやら、しばらくは格ゲーの熱が冷めることはなさそうだ。