『はたらく細胞』の“衰え知らずの美貌”が話題!深田恭子が演じた漫画実写化キャラの「すごすぎ役作り&ハマリ具合」の画像
深田恭子 (C)ふたまん+

 2024年12月13日に公開される実写化映画『はたらく細胞』から、第4弾となる追加キャストとポスタービジュアルが公開され、話題を集めている。

 今回発表されたのは肝細胞役の深田恭子さん、ヘルパーT細胞役の染谷将太さん、新米赤血球役の板垣李光人さん、先輩赤血球役の加藤諒さん、肺炎球菌役の片岡愛之助さん、化膿レンサ球菌役の新納慎也さん、黄色ブドウ球菌役の小沢真珠さん、武田新役の加藤清史郎さん、”細胞の最大の敵”役のFukaseさんの総勢9名。これまでと合わせて17名が発表されたわけだが、錚々たる顔ぶれに今から期待が膨らんでしまう。

 中でも深田さんは、インスタグラムを11か月ぶりに更新し、自身の写真とともに「和やかな雰囲気で、阿部サダヲさんの肝臓内で楽しくお芝居をさせていただきました」とコメント。深田さんは1996年に第21回ホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリを受賞し、芸能界デビューした女優だが、長い芸能活動の中で第一線で活躍し続けており、今回発表された肝細胞のビジュアルについても「相変わらずの美貌」「ずっとお美しいまま」と大好評のうようだ。

 深田さんといえば、これまでにもたびたび漫画やアニメを実写化した作品に出演してきた、「実写化ベテラン俳優」でもある。今回は、深田さんがこれまでに見せた「役作り&ハマリ具合」を振り返ってみようと思う。

■セクシー&可愛いドロンジョ様爆誕!『ヤッターマン』

 深田さんが出演した実写化作品の中で、ファンを最も驚かせたのは2009年公開の『ヤッターマン』ではないだろうか。今作は1977年から放送されていた同名アニメの初実写化映画で、深田さんはドロンボー一味のボス・ドロンジョを演じた。

 ドロンジョ様といえば、現在でも「セクシーなアニメキャラ」として名が上がる人物。ナイスバディの持ち主で、露出度の高い黒のボディスーツとニーハイブーツ、顔を覆う個性的なマスクが特徴だ。

 実写化は、体にメリハリがないとハマらないこの衣装を完璧に着こなさなければならず、現実的に難しい。だが深田さんは驚くべき再現度で、同時に目のやり場に困るセクシーさをまき散らして話題を集めた。

 深田さんが着用した本革製のボンテージ風ボディスーツは、自身が細部までアイデアを出しながら制作したというこだわりの一品。生足+低ヒールという原作のデザインも網タイツ+18センチヒールに変わり、ナイスバディを際立たせるスタイリングとなっている。

 そして、原作さながらのお色気にも体を張って挑む。生瀬勝久さん演じるボヤッキーの胸タッチや入浴など、随所に差し込まれる際どいシーンの数々は観客をドキドキさせた。

 一方で、ドロンボー一味の掛け合いではコミカルさも見せた深田さん。3人乗り自転車やドロンボーダンスまで披露し、ボヤッキーを蹴るシーンでは足を高く上げるためにハイキックの練習までしていたのだとか。小さな役作りまで行う深田さんの丁寧さに、微笑ましくなる。

■小さな深キョンに胸キュンした人続出『南くんの恋人』

 1990年から2024年の間に、5度も実写化された内田春菊さんの漫画『南くんの恋人』。深田さんは、2004年にテレビ朝日系で放送された3作目でヒロインの堀切ちよみを演じている。

『南くんの恋人』は作品ごとにストーリーが違い、深田さんバージョンではちよみと南くんが最初から恋人同士だった。 さらに、原作では南くんと秘密の同棲を経て消滅という悲しい結末を迎えるが、今作のちよみは小さいまま南くんと幸せに暮らしていくというハッピーエンドになっていた。

 当時の深田さんは21歳で、女子高校生のちよみとはちょっと歳が離れている。にも関わらず、女子高校生役の違和感がない点も、深田さんならではだろう。小さいという見た目的な可愛さももちろんだが、時にはやきもちを焼きながらも二宮和也さん演じる南進をひたむきに想う純粋な少女という役柄は、ふわっとした深田さんの良さが存分に発揮されていた。

 2000年代初頭の深田さんは人気絶頂期で、数々のドラマに引っ張りだこ。ドラマが放送された2004年には、映画『下妻物語』で毎日映画コンクール女優主演賞を最年少受賞するという快挙も成し遂げている。

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