■『はじめの一歩』『刀剣乱舞』でもお披露目される肉体美
このほかにも俳優の筋肉美が楽しめる舞台は多い。森川ジョージさんによるボクシング漫画『はじめの一歩』の舞台『リアルファイティング はじめの一歩 Ｔｈｅ Ｇｌｏｒｉｏｕｓ Ｓｔａｇｅ!!』では、俳優たちが舞台上で試合を繰り広げる。
もちろん原作通り上半身裸の状態で戦うわけだが、ごまかしの効かない状態にもかかわらず、出演陣の肉体は揃いも揃って美しい。特に『仮面ライダーゼロワン』で仮面ライダー雷を演じ、自作でジムをＤＩＹするほどの冴木卓麻役・山口大地さんや、『ＳＡＳＵＫＥ』（ＴＢＳ系）に４回出場経験があり、『世界の果てまでイッテＱ！』（日本テレビ系）で新メンバー発掘プロジェクトの７人に選ばれたヴォルグ・ザンギエフ役の才川コージさんの肉体は輝いていた。
さて、なにも筋骨隆々なだけが「肉体美」ではない。２０１５年から続くミュージカル『刀剣乱舞』シリーズでは、１部ではミュージカル形式の舞台パート、２部ではライブパートがあり、２部ではキャラクターたちがきらびやかな衣装に身を包んでアイドル顔負けの美しさで歌って踊ってくれる。
最後には衣装を脱ぎ、ファンの間で「第三形態」と呼ばれる薄く露出の多い衣装になるのがお約束。キャラクターによって露出される箇所が変わっており、背中やお腹、たくましい二の腕など、美しい肉体美を披露してくれる。その姿でときには和太鼓を叩き、時には激しく踊る様子にはついうっとりしてしまう。
２.５次元舞台は俳優たちの肉体美を生で拝める貴重な機会。その再現度の高さは、俳優のプロ意識が見え隠れするものばかりだ。
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