水川あさみ、小池栄子、木村多江も…「今見ると豪華すぎる!」『踊る大捜査線』でチョイ役を務めた「ブレイク前の人気俳優」たちの画像
水川あさみ (C)ふたまん+

 1997年に放送された連続ドラマを皮切りに、数々のスペシャルドラマ、劇場版が制作されてきた織田裕二さん主演の大ヒット作品『踊る大捜査線』。2024年の10月と11月には、柳葉敏郎さんが演じる室井慎次を主人公にした19年振りの劇場版『室井慎次 敗れざる者』『室井慎次 生き続ける者』の公開が決定している。

 そんな『踊る』シリーズでは、ドラマ第1話で青島刑事らの後ろを担がれながら通り過ぎただけの山崎邦正(現:月亭方正)さんから、劇場版で凶悪な殺人鬼を演じた小泉今日子さんまで、多くのゲスト俳優が出演してきた。

 改めて振り返ってみると、約30年前のドラマということもあり、脇役で出演していた俳優の中には、現在第一線で活躍する人気俳優の姿もちらほら。そこで今回は、『踊る』シリーズにチョイ役で出演していた、若かりし頃の人気俳優を振り返ってみよう。

■名もなき役に有名俳優が!? 驚きの連続ドラマ版

 冒頭で触れた月亭方正さんのように、連ドラ版には多くの芸能人がチョイ役で出演している。たとえば3話では、官僚の父を持つ大学生・深見哲也にバッグをひったくられた女子中学生役を務めたのは、デビュー1年目の水川あさみさんだった。

 登場時間は1分もないがセリフもある。その後は、同年公開の『劇場版 金田一少年の事件簿 上海魚人伝説』でメインキャストに抜擢され、女優として開花。『踊る』のチョイ役が、現在はシリアスからコメディまでこなす実力派の水川さんだったとは、ドラマ3話を見返して驚く人は多いだろう。

 4話と9話では、今では人気作品に引っ張りだこのバイプレーヤー・田中哲司さんがチラッと出演している。名前はついていないが役柄は室井の部下の捜査員で、少しだけセリフもあった。9話では、「被害者の兄に話を聞けなかった」という重要事項を事後報告したことで、室井に怒られるという貴重なシーンも見られる。

 そして、5話では7月クールのフジテレビ系ドラマ『新宿野戦病院』で主人公のヨウコ・ニシ・フリーマンを演じる小池栄子さんが冒頭からいきなり登場。この頃の彼女はデビューしたての新人のため、見直さない限り、気づく人はほとんどいないかもしれない。役柄は、きたろうさん演じるサラリーマンから、100万で愛人契約を持ちかけられた女子高校生4人のうちの一人。今でいう所のパパ活女子というようなグループで、誰が100万円を手にするかでケンカになり補導されていた。ソロのセリフはないものの、きたろうさんの一連の流れが終わるまでいるので、登場時間はやや長めだ。

 このほかにも、2話で交際相手の髪を切って連行された佐々木典子役の篠原涼子さんなど、連続ドラマ版では有名俳優の若かりし頃が拝める。

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