■大杉漣さんや高畑淳子さんなど実力派のバイプレイヤーたちも登場!

 生徒と若い教師たちの群像劇が見どころの本作だが、脇を固めるベテラン俳優が超豪華なことにも驚かされる。結花の父親で、現代で娘を助けるため奮闘する三崎重雄役を演じたのは大杉漣さん。現代にいるキャラの中では最も重要なキャラで、ところどころで大きな役割を果たしている。

 かおるの母親である一ノ瀬真智子役には高畑淳子さんが起用され、人間ドラマをより深いものにしている。

 

『ロング・ラブレター〜漂流教室』は名作ドラマとして語り継がれている作品だ。オリジナルストーリーのクオリティもさることながら、後の主演俳優たちの若かりし頃に注目するとまた違った楽しみ方もできる。機会があればぜひ一度チェックしてみてほしい。

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