人気作品『ONE PIECE』がついに最終章に突入し、目が離せない波乱の展開が続いている。
尾田栄一郎氏は2019年の時点では「5年以内に終わりたい」とも語っており、クライマックスへの展開に期待が高まる。たとえば、過去に登場したキャラの再登場や夢の対決がこれからあるかもしれない。
そこで今回は、これまで登場したキャラで筆者が「実は最強」なのではないかと思うキャラを3人紹介していこう。
■いまだ真の実力は未知数!ジュラキュール・ミホーク
世界最強の剣士として知られるジュラキュール・ミホークはいまだに戦闘シーンも少なく、底知れない力を持っていると予想される。
これまでの描写を振り返ってみると、やはりゾロとの一騎打ちで短刀1本で圧勝する姿が印象的だ。またクリーク海賊団の船を真っ二つにするほどの圧倒的な力を見せつけた初登場シーンで、彼の虜になった人も少なくないだろう。
そのほか、頂上戦争編で白ひげに一撃を放ったときはダイヤモンド・ジョズに受け止められて終わったものの、その威力は「世界一の斬撃」と呼ぶにふさわしいものだった。
また過去において、左腕を失う前のシャンクスとミホークは何度も戦うことがあったが、決着はつかず互角で終わっている。
最近ではシャンクスはユースタス・キッドと戦闘し、「神避」という技で一発で勝利している。これを踏まえると、全盛期のシャンクスと互角で戦っていたミホークは、ルフィやゾロを除く最悪の世代の海賊たちには圧勝できるはずだ。
今はバギーが率いる「クロスギルド」に所属しているが、今後の物語にどのようにしてかかわるのだろうか。これからの展開でその真の実力が明かされていくことも期待される。
■直接的な戦闘描写がない謎多き人物… モンキー・D・ドラゴン
ルフィの父親でガープの息子でもあるモンキー・D・ドラゴンは、いまだに謎が多いキャラである。
これまで直接的な戦闘描写は出てきていない彼だが、おそらく「風」を操っているのではないかと思わせる場面が二度あった。1つ目は、ルフィがローグタウンで処刑されそうになったとき、彼が救われるきっかけとなった突風。2つ目は、ゴミ山の大火事を消し去って住民を救った爆風。これはどちらもドラゴンが起こしたものだと予想されており、その能力は「カゼカゼの実」なのではないかという声もある。
現時点では判断材料が少なすぎるが、革命軍のリーダーであることを考えると少なくともサボやイワンコフたちよりは強いことは想像に難くない。さらに、はっきりと明かされていない彼の能力が今後のストーリーに大きく影響するかもしれない。いずれにせよ、今後も目が離せないキャラクターのひとりだ。