■若い頃の白ひげ級の強さ!? エドワード・ウィーブル

 最後に紹介するのは、元王下七武海でもあり、亡き白ひげの実の息子として登場したエドワード・ウィーブル(白ひげJr)。

 白ひげの愛人を自称するミス・バッキンを母に持つ彼だが、本当に白ひげの血を引いているのかは謎だ。実際、外見的にも内面的にも共通点はあまりなく、周りからも息子だとは信じられていない。とはいえ体格や肌や髪の色などには似ている部分もあるため、親子でないにしてもなんらかの関係はありそうだ。

 ウィーブルは高い戦闘能力の持ち主でもあり、元白ひげ傘下の海賊の船長を16人も倒したり、町ごと壊滅させるほどの暴れっぷりを見せたりしている。海軍本部大将・黄猿もその強さについて、「奴は海賊として… 圧倒的に強い…!!!」「まるで本当に白ひげの若い頃の様に…」と語っていた。

 若い頃、つまり全盛期の白ひげを思わせるということは、ウィーブルの強さは相当のものであるはず。能力や覇気が使えるかは不明だが、白ひげと同じく巨大な薙刀を使うのでパワーは上位であると思われる。

 現在、ウィーブルは緑牛に敗北して海軍に連れ去られてしまったが、再び登場し活躍してくれるのではないだろうか。個人的にも今後の描写が非常に楽しみなキャラのひとりだ。

 

 今回は個人的に思う「実は最強」なキャラを3人紹介してきたが、もちろんほかにも候補は数多くいる。それぞれの真の実力が明かされていくのが今から楽しみだ。

 ルフィとドラゴンのやりとりやミホークとゾロの対決など、読者が期待する展開が実際に盛り込まれるかどうかはわからないが、期待しつつ連載を追っていきたい。

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