■コンシューマー版ならではの要素も盛りだくさん! あの「豪鬼」がロボットに!?
アーケード版も人気だった本作ですが、セガサターンやプレイステーションに移植されるにあたり、プレイバリューが増えたのも見逃せない要素です。
本作ではまずパイロットとなるキャラを選択し、戦闘ロボ「V.A.」を選んで戦いますが、移植版ではアーケード版でCPU専用だったキャラクターにもストーリーが追加され、それらのキャラしか乗れない専用機でのプレイが可能に。また、コンシューマ版ではおまけ要素として『ストリートファイター』シリーズの「豪鬼」がメカになった「零豪鬼」が使用できる仕様でした。
もとは3DCGで作られ、それをゲームに落とし込んだ零豪鬼は、さすが『ストリートファイター』シリーズでも最強格のキャラだけあってか非常に強力な機体で、波動拳や昇竜拳みたいな技も使えます。
55555本限定のセガサターンの超限定版には、この零豪鬼の設定をはじめとした『サイバーボッツ』の初期デザインや設定、コミックなどが収録された「DXシークレットファイル」が付属。これまたロボットやメカ好き、設定好きにはたまらないアイテムなので、機会があるならぜひ一読をお勧めします。
■操作もお手軽なのでロボット好きならぜひプレイを!
ゲームシステム的にも使用するボタンが多くなく、ガチャガチャやってればそれなりに遊べます。格闘ゲーム初心者にも手軽に遊べるのが『サイバーボッツ』のいいところでしょう。
零豪鬼が使えるセガサターン版やプレイステーション版をはじめ、アーケード版を再現した『カプコンアーケードスタジアム』(こちらは『パワードギア』も収録!)や『カプコンファイティングコレクション』など、プレイできる環境は多いので、ロボット好きならばぜひ一度遊んでみてください。