■美味いモノさえ出しておけばひとまず安心? 気分で惑星を破壊する『ドラゴンボール超』のビルス
最後は鳥山明氏による『ドラゴンボール超』に登場する破壊神・ビルスだ。漫画よりも先に映画で登場している。その実力は悟空やベジータを遥かにしのぐほどで、超サイヤ人ゴッドになった悟空でさえ、結局勝てなかったものだった。
それにしても、この猫のような破壊神はとんでもない性格だ。気分一つで惑星を破壊してしまう。いやいや中には善良な人もいるでしょ? って言ってやりたいが、怖くて無理だな。
ビルスに目を付けられると大変である。指先一つで破壊されてしまうので、何とかご機嫌を取らないといけない。あのプライドの塊といえるベジータでさえ、ビルスを怒らせないように必死になって応対していた。
では何をすれば良いのか……彼は美味しいものには目がないらしい。そういえば、ビルスはブルマの誕生パーティーでも、さまざまな食事にご満悦のようすだった。そうなると、ここは料理やデザートでなんとかご機嫌うかがいをしなければならない。
しかし、ひとたびキレてしまうとどれだけ美味しい料理を前にしても破壊しようとしてしまう。そうならないようにバラエティに富んだ料理を用意するようにしておこう。そうしておけばひとまずは安心のはず。猫っぽいからと言って、間違ってもキャットフードは出してはいけないだろうな。
バトル漫画では主人公たちが強くなってしまうので、神は味方というよりも高い壁という存在という感じで襲ってくる。ここで紹介した神々は人類を滅ぼそうとするほどなので、まったくもってタチが悪いものだったな。