『なかよし』付録が麻雀セット!? 『ちゃお』『りぼん』家電に婚姻届、過去にもあった驚きの「少女漫画誌の付録」たちの画像
画像は麻雀セットの付録が話題となった『なかよし』2024年2月号 (C)2008-2024 Kodansha Ltd. All Rights Reserved.

 2023年12月28日に発売された『なかよし』(講談社)2024年2月号において、付録の「カード麻雀セット」がさまざまなメディアに取り上げられ話題となった。

 少女漫画雑誌の『なかよし』は、2024年1月クールのテレビアニメ『ぽんのみち』のコミカライズを2023年10月号から連載。『ぽんのみち』は「麻雀」をテーマに女子高校生たちの日常を描いたオリジナルアニメであり、今回の付録「『ぽんのみち』特製☆カード麻雀セット」はアニメ放送開始を記念し、麻雀でおなじみの牌(パイ)に見立てたカードやスタンドなどがセットとなり遊べるものだ。

 少女向け雑誌では異例の「麻雀セット」の付録は話題となり、Xでは、「少女漫画誌に麻雀とはすごい時代だ」「遊戯王みたいにブームになるのか?」など様々な意見が寄せられた。

 少女漫画雑誌の付録は各誌でさまざまな企画が行われており、過去には奇抜なアイデアで女の子読者を喜ばせたものもある。そこで今回は、過去にもあった驚きの付録を取り上げてみたいと思う。

■フィギュアの数に圧倒!うそ発見器や録音機能の正体とは?

『なかよし』は、創刊1954年12月と、現在刊行されている日本の少女漫画雑誌のなかでは最古の存在。そんな『なかよし』では前述の「麻雀セット」のようなコラボ付録も多いが、「モーニング娘。(以下モー娘。)」のフィギュア付録も当時大きな話題となった。

 同誌では2001年6月号から、モー娘。とのタイアップ漫画『娘。物語―モーニング娘。オフィシャルストーリー』(原作・原案:田中利花さん/作画:神崎裕さん)が連載スタートしており、2001年12月号で同グループに所属する後藤真希さんのフィギュアが付録になった。当時のモー娘。は13人構成で、残り12人のフィギュアは12月号から翌年2月号までの期間に、雑誌の応募券と定額小為替を指定先に送る「全プレ(応募者全員プレゼント)」形式で入手可能となっていた。13体ものフィギュアはコレクション性も高く、読者以外にもモー娘。ファンも夢中にさせた付録である。

 2001年のフィギュアがコレクターズアイテムなら、次に紹介する付録はハイテクだ。

 2014年8月号の付録「ウソ発見器つき ヒミツのこうかん日記BOXセット」は、DVDケースっぽい見た目で家族から秘密の日記を隠すうえ、体温で色が変わる「ウソ発見シール」で動揺した友だちの"ウソ"を見抜くというちょっと怖いもの。さらに、2017年5月号には「録音こうかん日記」として、音声の録音・再生可能なスマートフォン型の録音カードが登場。昔も今も昔も交換日記にはヒミツがいっぱいあるようだが、ハイテクを駆使したこれらのアイテムに当時の少女たちはワクワクしたに違いない。

■付録はルンバ?デヴィ夫人や前澤社長とのおもしろコラボ

 少女向け漫画雑誌で発行部数トップを誇る小学館『ちゃお』。そんな同誌の付録は、有名人との謎コラボや憧れの家電など"トップ"を走る斬新なものが多い。

 2019年1月号付録では、デヴィ夫人ことデヴィ・スカルノさんがフィーチャーされ話題となった。付録のひとつ「キラかわ☆オーロラ手帳」ではデヴィ夫人の名言が、さらに夫人の顔が印刷されたシールなどかなり攻めた内容。2020年6月号では、株式会社ZOZO創業者・前澤友作さんを起用した百万円札型のメモ帳「ちゃお お金もちおもしろメモ」が付録として登場。メモには「百万円」「日本MZ銀行券」などの文字とともに前澤さんの顔が印刷され、まるで本物の紙幣のような出来栄え。さらに本誌では「前澤社長に聞く!お金もちになるコツ」という企画記事も掲載されていた。

 そんな『ちゃお』で忘れてはいけないのが、近年最も反響の大きかった“家電”付録であるお掃除ロボット「プリちぃおそうじロボCHI-01」だろう。これは同誌の漫画『プリプリちぃちゃん!!』の主人公である地底人・ちぃちゃんをデザインしたロボット掃除機型のアイテムで、机の上を自動走行で掃除してくれて、端に来ると方向転換をするので落ちることはないすぐれもの。編集者によると制作まで2年ぐらいかかった大作で、結果として子どもや大人さえ驚く付録となった。

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