■魔法が使える戦士! レベルが低い時期に頼れる『ドラクエ7』の「ハンク」
『ドラクエ7』では多数のNPCが登場するのだが、序盤で頼りになるのは「マチルダ」と「ハンク」だ。マチルダはウッドパルナの村に入った時点で離脱するので、“いつの間にかいなくなっていた”と思った人も多いはず。
一方のハンクは東の塔をクリアするまで同行するので、序盤のレベル上げには最適な味方だった。攻撃力が高いだけでなく、戦士タイプなのにホイミやルカニが使える優秀なNPCだ。
通常の戦闘ではハンク1人で十分とはいえ、時折様子見するのがやっかいといえた。東の塔ではゴーレムやチョッキンガーといった中ボスとの戦いがあるのだが、ここでもハンクがいるのでほとんど問題ない。ルカニが決まってキーファの攻撃と合わせれば断然強力なので、主人公が回復専門になっても勝てるほどだ。
また敵対するマチルダにトドメを刺そうとし、主人公たちに重荷を背負わさないように自ら手を下すのは立派な武人といえるだろう。
ただ、登場するのが序盤過ぎるので、展開が緩やかに長く続く本作だけにNPCとしてはいささか忘れ去られやすい。まあ、ダーマ周辺で登場するカシムやザジが有能なので、仕方ない面もあるだろうな。
さて、ここで登場したNPCはその時々のレベルでは非常に頼れる存在だったので、本当の仲間にしたかったものだ。『ドラクエ』シリーズには、ほかにも頼もしいNPCが登場するので、また機会があれば紹介していこう。

  
