■長澤まさみさんのアンニュイな姿が美しい!『海街diary』

 2015年に公開された映画『海街diary』。冒頭から男性と一夜を共にし、朝をむかえたアンニュイな姿を披露した長澤まさみさんが「魅力的すぎる」と世間をざわつかせた。とくに印象的だったのが、気だるそうな表情で着替えをするシーンだ。抜群のスタイルを惜しみなく披露した下着姿は、同性でもため息が出てしまうほど美しかった。

 本作で監督をつとめた是枝裕和監督は、「長澤さんには最初から『エロス担当です』と言っています」と明かしており、ある意味“女性を封印”し一家の主人をつとめようとする長女・幸(綾瀬はるかさん)とは真逆の存在の次女・佳乃をあえて開放的に描いたという。

 それまで『セーラー服と機関銃』など数々の作品で女子高生姿を披露していた長澤さんだが、本作では当時28歳の“大人の魅力”を等身大で演じた。是枝監督は彼女の女優としてのポテンシャルを高く評価していたようだ。

 そんな本作は「マンガ大賞2013」をはじめとする数々の賞を受賞した、吉田秋生さんの同名の漫画を原作にしている。父親の死をきっかけに3姉妹と異母妹が一緒に暮らすようになったことで、4人の女性が少しずつ変化していく様子を描いた物語だ。

 しっかり者だったり、癒し系だったり、性に奔放だったりとそれぞれの個性を持つ4人のキャラクター。彼女たちのありのままを描いた作風が心地良い本作を、ぜひ漫画でも楽しんでみていただきたい。

■下着姿でランウェイを歩く吉岡里帆さんに衝撃! 『きみが心に棲みついた』

 2018年に実写ドラマ化された、天堂きりんさん原作の漫画『きみが心に棲みついた』。心に棲みつく“悪魔”のような男の命令で下着姿でランウェイを歩くことになってしまった吉岡里帆さんの姿が、SNSでも話題をさらった。不安そうな表情で歩く吉岡さんの姿が印象的な一方、かつてグラビアで人気を博した彼女の抜群のスタイルを賞賛する声が相次いだ。

 本作では、幼少期から弱気な性格で人前に出ることが苦手な主人公・小川今日子と、彼女に学生時代トラウマを植え付けた星名漣の恋愛模様が描かれている。“悪魔”のような星名に振り回されながらも、どこか彼に救われていることに気づき、少しずつ気持ちが育っていく今日子。その様子に、もどかしくもドキドキしてしまう。

 そして今日子に対してひどい仕打ちを続ける星名が、いびつながらも実は今日子を大切に思っているところもいじらしく、正統派のキラキラ王子ではなく“闇”を持つ星名にときめく女性も少なくなかったようだ。

 

 女優たちが見せた大胆な姿が話題にのぼったこれらの作品たち。普段見せない彼女たちの姿は刺激的で、印象に残るのは当然だろう。

 しかし作品を掘り下げると、“下着姿”だけがピックアップされてしまうのはもったいないほど魅力的な作品ばかりだ。ぜひ原作も併せて見返してみてほしい。

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