■攻防一体、理想のオールレンジ兵器エスカッシャン!
現在放映中の最新作『機動戦士ガンダム 水星の魔女』には何と11枚ものシールドを操るガンダムが登場する。それが主役機の「ガンダム・エアリアル」だ。
水星の魔女のガンダムは基本的に、GUNDフォーマットによる遠隔操作兵器を搭載している。その中でもエアリアルの「エスカッシャン」は、攻防一体の超兵器だ。
学園での決闘用に出力を抑えた状態ですら、ディランザの装甲を容易に切り裂く攻撃力はもちろん、重力下での使用も問題なく長時間の使用にも耐えうる。歴代の『ガンダム』シリーズで見ても、これほどのハイスペックなオールレンジ兵器はダブルオークアンタのGNソードビットぐらいだろう。
それにもかかわらず、エスカッシャンにはシールドの機能も有している。11枚すべてを連結させることで高い防御力を発揮するのは当然のこと、1枚1枚分離した状態でも敵のビーム兵器をシャットアウトしている。
まだ描写がないため正確な防御性能は不明だが、作中ではいまだに真正面からエスカッシャンの防御を破った攻撃は存在しない。仮にこのまま無傷で最終話を迎えたのなら、歴代「最強シールド」の称号はエスカッシャンのものになるだろう。
以上、たくさんのシールドで敵の攻撃を防ぐガンダムたちを紹介していった。どの機体も、実は作中屈指の火力を持っているのも面白い。やはり、火力と防御力は両立するものなのだろうか。皆さんが知っている鉄壁のMSと言えば、なにを思い出すだろうか?