■令和の小学生は後半鬼ムズの『高橋名人の冒険島』
最後は、令和の小学1年生の次女である。ここまで連敗しているだけに、大人げないが負けられない。とはいえ、難易度の高いゲームは恐らく無理だろう。そうなると前半は比較的楽しい、1986年発売『高橋名人の冒険島』(ハドソン)ではどうだろうか。後半は鬼ムズなのだが、そこまでいかないだろうし、遊びやすいアクションゲームといえる。
スタート時点では武器がないので、まずはタマゴから石オノをゲットしていく。次女はコミカルな動きをする名人が面白いようで、キャッキャしている。小1とはいえ『マインクラフト』や『スプラトゥーン』を上手にプレイする次女だけに、侮れない。
何度かやられていたが、スケボーとハニーの登場に大喜びし、エリア1のラウンド1をクリアできた。エリア4あたりから一気に難しくなっていくのだが、小1だとエリア1でも十分な難易度だろう。なかなかのゲームレベルだ。
しかし、ラウンド2ではスケボーに乗って水面に落ちないようにジャンプしなければならない。スケボーは減速できても止まることができないので、タイミングを間違えると被弾してしまう。しかも、赤と青のタコが水面からジャンプしてくるから難しい。次女もさすがにここでゲームオーバーに。
さあ、筆者の出番だ。「パパがんばれ!」と、素直に応援してくれる次女。本気で勝とうとする自分が情けない……。
加速しながら石オノを投げつつジャンプでスネイル(カタツムリ)をかわしていく……はずだったが、目測を見誤ってバイタリティ(体力)が減ってしまう。そんなの関係ねぇと言わんばかりにダッシュで飛ばしまくったら、ハニーの入ったタマゴを飛び越えてしまい、なんと敵にぶつかってしまった。
あれ? ラウンド2へ行けないぞ……もしかして小1にも負けた……のか。
結果、3連敗で制限時間を延ばす羽目になってしまった。
今度は『バンゲリング ベイ』や『燃えプロ』で勝負してみようかな。いや、まずは筆者がファミコン操作を思い出さなければならないか……。