35周年ファミコン版『源平討魔伝』地図、駒、カード…付属品がなくても楽しい!? ゲームの魅力が詰まったRPGとしての遊び方の画像
「コンピュータボードゲーム」と書かれたファミコン用ソフト『源平討魔伝』(筆者撮影)
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 巨大なキャラクターが刀を振り回す純和風の横スクロールアクション『源平討魔伝』(ナムコ)。レトロなアーケードゲームではありますが、古くはPCエンジンやX68000に移植、近年ではアーケードアーカイブスなどで遊べる機会も増えており、ご存じの方も多いと思います。しかしその人気ゆえか、もともとのアクションゲームがなぜかボードゲームとして移植されてしまったことがあります。それがファミコン版『源平討魔伝』です。

アクションだったアーケード版『源平討魔伝』

■ボードゲームになった悲劇? のファミコンソフト「源平討魔伝」を救いたい!

 今から35年前となる、1988年10月21日に発売されたファミコン版『源平討魔伝』。しかし、なぜか純粋なアクションからボードゲームになったのを見て、当時のファンは打ちひしがれたものでした。

 駒やボード部分はどこへ行ってしまったのか、あれから35年も経っているためか現在の中古市場ではボードゲーム部分も含めての完全な商品としてはあまり見られません。カセット単体だけであれば今でも購入は簡単ですが、それだけでは『源平討魔伝』は楽しめないのか? ……いいえ、そんなことはありません。カセットだけでも十分楽しめる。それがファミコンの『源平討魔伝』なのです。

ファミコン版『源平討魔伝』

 ファミコン版『源平討魔伝』は、もともとの箱にも「コンピュータボードゲーム」と書かれてあり、1〜4人でプレイするボードゲーム。カセットにはマップボードやコマやカードなどが付属しており、複数人プレイ時は互いに足を引っ張りあいながらラスボスの源頼朝を撃破を目指します。ですが、1人でプレイするならば、目的は同じもののコンピュータが敵となる。つまりソロプレイのRPGとなるのです。

 ならば、別にボードゲームに使われてるアイテムはなくてもクリアできるのではないか。そう考えてプレイを重ねてみましたが、クリアできなくはないが、まったく不必要でもないという結果になりました。

ファミコン版『源平討魔伝』

■ググって古い日本地図を探し出そう! それがクリアの鍵だ!

 ファミコン版『源平討魔伝』クリアのキーとなるのは「古い日本の地図」と「メモ」、そして「景清のパラメータ割り振り」の3点です。

「古い日本の地図」は、ゲーム内で表示される国名が現在とはまったく違うため、表示された国がどこにあるのか調べるためです。というのも、ゲーム開始時に頼朝を倒すのに必要な「三種の神器(草薙剣・八咫鏡・八尺瓊勾玉)」がどの国にあるのか公開されるのですが、その国の場所がどこか分からないと困ります。ですので、2つめの「メモ」は、それら「三種の神器」がどこにあるか記しておくためのものなのです。ちなみにラスボスである頼朝の居場所は鎌倉、つまり相模国となってます。

ファミコン版『源平討魔伝』

 最後は「景清のパラメータの振り方」。本作ではレベルの概念はないものの、魔物を倒して得た徳(経験値)を鳥居(神社?)で消費してパラメータに割り振れます。パラメータは攻撃力、妖力、防御力、すばやさの4種類で、序盤は攻撃力と防御力にすべてまわします。ほかの2つは無視してOK。攻撃力と防御力がともに14ぐらいになればフィールドのモンスターもそれほど怖くなく、16(MAX)になれば義経などのボスクラスや城主でも余裕で勝てるようになります。なお、パラメータを振るならその国につき1回で終わらせるのがコツ。なぜなら、2回目から徳の消費量が増えて損するからです。

ファミコン版『源平討魔伝』
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