塚地武雅に陣内智則、堀内健も…『仮面ライダー』で“悪役を演じたお笑い芸人”たちの画像
『劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー』[Blu-ray](TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D))

仮面ライダー』シリーズには、しばしばお笑い芸人が出演することがある。最近では、2019年から放送された『仮面ライダーゼロワン』にアンジャッシュの児嶋一哉さんが出演しており、自分の芸を役に取り入れたりと、ついついクスっと来る場面もある。今回は、『仮面ライダー』シリーズに悪役として出演したお笑い芸人を紹介していこう。

■『劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー』に出演した塚地武雅

 まず最初にご紹介するのは、お笑いコンビ「ドランクドラゴン」の塚地武雅さん。2003年頃から俳優としても注目される塚地さんは、2015年に公開された『劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー』でトラックの運転手と、その運転手に擬態したロイミュードを演じた。

 本作では序盤から登場する塚地さんだが、漫才のような掛け合いがあるほか、ロイミュードに姿をコピーされたあとは、主人公・泊進ノ介を邪悪な顔つきでトラックに乗って追い回すなど、迫力のある悪役を演じていた。

『仮面ライダー』シリーズのファンだったという塚地さん。『仮面ライダードライブ』について「ライダーなのに車?と思ったことは否定できません(笑)。ただ車をベースにどんな展開が巻き起こるんだろうとワクワクする気持ちのほうが大きかったです。」と、インタビューにて本作の魅力を熱く語っていた。

 ちなみに、塚地さんは2005年に公開された『劇場版 仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼』でも、罪人の処刑をする役人として出演している。こちらでも悪役を演じているので、必見だ。

■『劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!』に出演した陣内智則

 ピン芸人として活躍する陣内智則さん。バラエティ番組でも人気だが、実は『劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!』に悪役として出演した経験がある。

 本作で陣内さんは、いかなる時代でも行き来できる「神の列車(ガオウライナー)」を手に入れようと目論む牙王の手下である戦国武将・真田幸村を演じている。

 牙王の手下の中では非常に良い働きをしており、牙王の一番の目的であるガオウライナーの入手にかなり貢献しているキャラクターだ。しかし、すぐ手が出てしまう牙王に何かと振り回されてしまう印象のある悪役であった。

 2007年5月24日のスポーツ報知の記事によると、「威厳のあるハキハキしたイメージでやりました。」と陣内さんは本作での演技について語っていた。そして、牙王を演じる渡辺裕之さんに殴られるシーンでは、周りから拍手が出るほどの名演技を見せたという。

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